神託の子 下 - ナイトランナーIV (C・NovelsFantasia ふ 2-11 ナイトランナー 4)
- 中央公論新社 (2013年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125012414
作品紹介・あらすじ
奴隷商人に襲撃され、引き離された二人。アレクはプレニマーの錬金術師ヤコビンに買われた。狙いは彼に流れるハザドリールフェイの血-その血に秘められた力だった。実験材料とされたアレクは、あらゆる苦痛を味わわされる。涙や汗など採取された試料から、"リーカロ"と呼ばれるものが生まれるが、それは幼い子供の姿をしていた。竜の神託者の予言が成就してしまうのか?離ればなれになったサージルの行方は。
感想・レビュー・書評
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哀れで献身的な奴隷、ケーニアを演じるイラーの正体に気づけないアレク。
リーカロが自分の子であることを本能で感じて、彼らが切り刻まれることに苦しむ。
サージル、アレクともに抜け出す希望を見失わないのはすごいと思う拷問の数々だが、救いの手立てとなった女性奴隷の死があっけなさすぎて、主人公も酷い目にあっているから感情が麻痺しているにしてもそれ以降最小限しか出されないモブの扱いに対する《監査人》たる彼らの冷たさに引いてしまう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013年お気に入り第一位
やっと続き出た~。このシリーズ今年出た分を合わせて13冊出てるんだ。C・NOVELSの海外物の中で、特に長く邦訳刊行が続いてるからやっぱり面白いんだよね。
目新しいところがあるわけじゃないけど、テンプレを楽しく読ませてくれる。
ファンタジー分とBL分がどっちも疎かになってないところもポイント高し。 -
上下巻通してひたすらつらい目にあってて読んでる方もつらいです
つづくみたいなので楽しみ