禁断の書 下 - ナイトランナーV (C・NovelsFantasia ふ 2-13 ナイトランナー 5)

  • 中央公論新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012780

作品紹介・あらすじ

"竜の友"からセブラーンについての助言を受けたアレクとサージル。次の犠牲者を出さないためにも、リーカロの精製法が載る書物を盗み出さなくてはならないと、プレニマーに舞い戻る決意を固める。マイカムの奴隷を装い、敵地に続く道を急ぐ一行が不穏な気配を察知した時、眼前に謎の集団が立ちふさがった!彼らの正体と目的とは?セブラーンを巡る攻防は、アレクの過去にも繋がり、激しさを増していく。

感想・レビュー・書評

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  • サージルとアレクの歩む道はどんどん険しくなっていく気がする。
    セブラーンとアレクの別離はつらかった。こそこそと隠れて、追跡者に怯えて暮らすよりずっといいんだろうけど。
    でもやっぱり悲しいな。

    どうやら次も出るみたいで!
    うれしいです。でも二人が過酷な運命に突き落とされるのはひやひやします。そして二人の大切な人が失われていくのがこわい。けど、読みたいんだなー

  • セブラーンがアレクに対して持っていた執着がバザードリエンに移ってしまった理由、最終巻で語られるだろうか。アレクがセブラーンを手放す場面は痛々しいし、なぜサージルは受け入れなかったのか、セブラーンのかわいさと不気味さの境いが掴めなかった。

  • このシリーズは終わり方が手放しのハッピーエンドじゃないことが多いよね。あと話があんまり壮大にならない。
    色々と現実的というか、ここでハザドリールフェイの本拠地に乗り込んで、「リーカロとは何か?フェイとは?竜とは?」と世界観の根幹を解き明かす、みたいな方向にはいかない。
    現実的な解決策をとって、それに伴う切なさを丁寧に書いてる。

    そしてアレクが選ぶのはサージルの世界を生きること。あんまりラブラブが多い話じゃないけど、こういう所はしっかりBLしてるな~。

    『月の反逆者』の2巻でされた予言にはあと何があったっけ?読み返してみよう。

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