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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130033282
感想・レビュー・書評
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東大の先生方が、高校生を相手に行った講義を収めた本。
大学ではこんなことをしているんだよ。
大学に来ると面白いことできそうだろ?
だから東大においでよ。
そういうことだろう。
僕はおじさんであって、高校生ではない。
大学も卒業した。
では、なぜこの本を読むのか。
それは、
(1)東大の先生方は、どんな話が高校生の知性をくすぐると考えたか。
(2)東大の先生方は、高校生の知的レベルをどの辺に設定して話しているか。
この2点が非常に興味深いからだ。
特に(2)は、すごい幅があって面白い。
大人でもついていけんわ!とツッコミたくなる難しい話をしちゃってる先生もチラホラ。
ただ、それは考えようによっては、「君たちにはまだ理解できない広い世界が大学にはある。君も来るか?」という導きになるかもしれない。
そういう先生もいて、逆にハードルを低く設定して導く先生もいて、そういう幅があるから、生徒はどの先生かにフックして、学びに導かれる。
その幅が、教育機関の力だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示