家族の心はいま: 研究と臨床の対話から

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130111249

作品紹介・あらすじ

かかわりを求め合い、すれ違う夫と妻、ゆれ動く親と子-カウンセリングでの気づきの過程、問題の社会的背景、誰もが実感する家族の変化を、相補的に理解する。

感想・レビュー・書評

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  • 夫婦関係、親子関係のいまを研究と臨床の双方の視点から述べている。
    各章がデータ(統計データなど)篇、ケース篇、対話篇、まとめの4つから構成されており、研究と臨床の双方が入ることで体系的に理解しやすい良著。
    とくに対話篇ではケースの解説などもなされており、講義録を読んでいるような気分になる。
    家族のいまを知るために、とてもいい本だと思う。

    <目次>
    第Ⅰ部 すれ違う夫と妻
    第1章 夫婦の成立
    第2章 結婚生活の理想と現実
    第3章 仕事と家庭の多重役割
    第4章 ジェンダーによるコミュニケーション・ギャップ

    第Ⅱ部 ゆれ動く親と子
    第1章 変化する親子関係
    第2章 子育てをめぐる葛藤
    第3章 洗濯としての子どもの価値
    第4章 分離・自立の難しさ
    終章 ケースの先にみえるもの

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著者プロフィール

東京女子大学名誉教授

「2018年 『ウォームアップ心理統計 補訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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