統合失調症―基礎から臨床への架け橋

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130120432

作品紹介・あらすじ

生物学・心理学・社会学からの広範なアプローチで臨床・メカニズムの基本知識をバランスよく網羅。心理・医療・福祉関係者必携の理想的入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の本業とは直接関係ないが、発表で扱う幻覚の事例が現実離れしないようにするために参照した。

    素人が統合失調症を知るための教科書として本書を読んだという状況である。こうした観点で本書を判断すると、

    ・内容:よい。疫学的観点、生物学的観点、社会学的観点、心理学的観点と総合的に統合失調症を記述しようとしている。また、冒頭に実例を含め、全体的なイメージを描き、治療法についてまで整理されている。

    ・読みやすさ:普通。言葉遣いは易しいが、読み手の知識不足および内容が易しいわけではないのが原因だろうか。

    ・文献情報:豊富。今回は幻覚(幻聴)の項目を参照させてもらったが、何が古典的な論文なのか容易にアクセスできる点はさすが。この点は「教科書」として相応しい。

    もちろん、素人判断なので、統合失調症をどれだけバランスよく説明しているのか何ともいえない。が、最初に勉強用として読むには良書だと思う。

  • 統合失調症は、まれな現象ではなく全人口の1%の人が疾病。
    回復する。
    高血圧、ストレス、ダイエット、喫煙、アルコールにも気をつける。

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