死と誕生: ハイデガー・九鬼周造・アーレント

著者 :
  • 東京大学出版会
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130160285

作品紹介・あらすじ

人間存在の死と誕生をどのようにとらえるか.両者を一対のものとして連関づけ,そこに形づくられる生に関して哲学的な探究を試みる.ハイデガー,九鬼,アーレントのテクストの着実な読解をふまえ,テクスト間の相互関連性に着目,政治哲学や現代技術との関わりも視野におく意欲作.

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1962年埼玉県生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程中途退学。東京大学文学部助手、東京女子大学文理学部専任講師、助教授、教授を経て、現在、東北大学大学院情報科学研究科教授。博士(文学)。専攻は近現代ドイツ哲学、現代における哲学の可能性。著書に、『死と誕生──ハイデガー・九鬼周造・アーレント』(東京大学出版会、第21回和辻哲郎文化賞・学術部門受賞)、『死を超えるもの──3・11以後の哲学の可能性』(東京大学出版会)、『世代問題の再燃──ハイデガー、アーレントとともに哲学する』(明石書店)、『現代の危機と哲学』(放送大学教育振興会)、共編著に、『ハイデガー読本』『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局)、訳書に、ハイデッガー『ブレーメン講演とフライブルク講演 ハイデッガー全集第79巻』(創文社)、アーレント『活動的生』(みすず書房、第52回日本翻訳文化賞受賞)、ニーチェ『愉しい学問』(講談社学術文庫)、など。

「2018年 『ハイデガーと哲学の可能性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×