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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130311878
作品紹介・あらすじ
なぜ表現の自由は,他の自由と比べて,特別に厚く保護されるべきなのか? アメリカの哲学界・憲法学界で今日なお盛んな表現の自由の原理論をふまえて,現代社会における表現の自由の展開,さらに政府保有情報に対する公衆の知る権利など,ホットな課題を追究.初版1988年.
感想・レビュー・書評
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所謂「原理主義」的立場からの主張。よく教科書でも引用されるエマソンの原理論を出発点としているが、この理論は果たして原理的に基礎付けられているのか?という疑義もあるようで、著者もその辺には多少言及している。が、そうなると原理論としての支柱的役割を果たさないのではないかという課題が残るわけだが、あくまでも「スタートライン」でしかないという著者の割り切ったスタンスがある意味プラグマティックであるとの印象も受ける。
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