国際関係学

著者 :
  • 東京大学出版会
3.45
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130320313

作品紹介・あらすじ

"等身大の国際化"を考えるすべての人へ。学問と現実の一国主義を問い直す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは政治系の学問と同じで
    複数の要素が絡む都合上
    統合させるのにはすごく難しい代物だな、と感じました。

    それを論じるためにも様々な事柄が
    複合的に絡んできますし。
    ただし、おぼろげにも理解できたこととしては
    後進国というのは非常に難儀だということ。
    あくまでもお手本がいい意味でも悪い意味でも
    植民地の大元だったりしますものね。

    私たちが当たり前に使う言葉の意味合いも
    アジアとヨーロッパでは意味合いが違うことも
    驚きでした。

  • 一国主義の克服を目指す、国際関係学。
    従来あったのは、国際政治、国際経済、国際法でみる国際関係論。
    それに対し、本書では、社会、文化という領域も含めた、広領域学としての国際関係論を展開している。
    IRの成り立ちについても、日本での発展についても丁寧に解説されている。

    現代において、国家という枠組みを超えた取り組みは国際関係を考える上で必須である。それらを考察するうえで本書は示唆を与えるものである。

  • ただただ大学の教科書です♪( ´▽`)

  • [中断]
    あんまり読む意味が…

    理由?参照の表記の仕方が独特で読みにくい ?用語法が独特で微妙…

    ただ、参考文献はなかなか幅広くて面白いかもしれない。しかしなぁ…なんだか…

    と思ったので読むのを中断しました。

  • 大学(国際関係学)に入学して一番最初に読んだ学術書。後になって良書と聞きましたが、当時は知識ゼロの状態で読んだので何がなんだかわからなかった記憶しかありません(泣)でも国際関係学の大枠がわかりやすく解説されていて、その後の問題意識発掘に役立ちました。

  • 国際関係学のテキスト。基礎的です。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1932年東京都生まれ
東京大学大学院社会科学研究科(国際関係論専攻)修了
北海道大学法学部付属スラブ研究施設助教授・教授
津田塾大学、広島市立大学教授を歴任
津田塾大学名誉教授
主要論文・著書
・『小国外交のリアリズムー戦後フィンランド1944年―48年』(岩波書店。2011年)
・『国際関係学原論』(岩波書店、2003年)
・『国際関係学』(東京大学出版会、1993年)
・『北欧現代史』(山川出版社、1980年)
・『ソヴィエト連邦と現代の世界』(岩波書店、1979年)
・『東・北欧外交史序説―ソ連=フィンランド関係の研究』(福村出版、1970年)

「2012年 『変貌する権力政治と抵抗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

百瀬宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×