政策過程分析入門 第2版

著者 : 草野厚

• 東京大学出版会 (2012年7月20日発売)

作品紹介・あらすじ

2009年の政権交代により日本政治のあり方は変わったのか。東日本大震災をはじめ頻発する事件・事故・災害に対して危機管理やリーダーシップは機能しているのか。具体例に即して分析方法を実践的に解説する。

感想・レビュー・書評

[たけ坊さんの感想 · 2024年2月27日]

政策過程をどう分析するか、学部生に方法論を教える入門書といったところだが、あまり政策過程というものに興味をそこまで持ってこなかった身としては学ぶところ大。アリソンの決定の本質の偉大さがこれを読んでよくわかった。
政策過程分析の意義や歴史的分析との違いといったことから、実際に分析に必要なテーマや範囲の設定に資料の収集方法まで教えてくれる。また、民主党が政権をとった時期に起きた東日本大震災や尖閣の漁船衝突事件をネタに、様々なモデルを紹介しながら実践してみる。

[fudaidsecさんの感想 · 2012年8月16日]

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