子どもにどうしてあげればいい?: 〈こころの病気を抱える親〉のハンドブック
- 東京大学出版会 (2016年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130634052
作品紹介・あらすじ
うつ病などのこころの病気を抱えている親を対象とする.親のこころの病気は子どもにどんな影響を及ぼしているのか? うちの子どもは専門家の支援を必要としているのか? 親には何ができるのか?……など,親からよくある質問に答え,子どもを手助けするための方法を伝える.
Miten autan lastani? Opas vanhemmille, joilla on mielenterveyden ongelmia, National Institute for Health and Welfare, 2004,〔英語版〕How can I help my Children? A Guide to Parents Who have Mental Health Problems, の翻訳.
感想・レビュー・書評
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https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11358467詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもへの心理教育としてどうかと思ったが難しいかもしれない
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「親が病気でも、子どもはふつうに成長できる。どの子供にも、そしてどの家族にも、人生には大変な時期がある。それが人生。大事なのは、家族がどのように困難に対処し、解決するかということ」心の病気を抱える親のための本。フィンランドの学者原著。挿画も訳も分かり易い。日本では援助を求めること自体が恥ずかしいという観念が強いが、問題を抱え込み孤立が悪化を招くことがわかる。私は家族の困難を子どもの頃から背負ってきて、ずっと辛かった。「子どもは親の病気に巻き込まれてはいけない。親の病気のサポートは他の大人がすべきこと」