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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140162286
作品紹介・あらすじ
恋、母性、病、老い…女性ならではの濃やかな視線で、戦後から現在までを見通す。自身の肉体を削るようにして詠まれた珠玉の歌。前川佐美雄賞、斎藤茂吉短歌文学賞受賞後、初の評論集。
感想・レビュー・書評
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こんなに面白く短歌の本が読めるんだなぁ...という感想。色々な切り口からアンソロジーを組んでいるので、飽きないで読める。ああ、この話題は辛い..と思っても、ユーモアのある歌なども配されて、絶妙に読ませてもらえる。
女性歌人と言っても、性別が女性、という共通点はあるが、明治〜平成生まれと時代もそれぞれ、作風も、背景も様々、先輩方の色々な世界を少しずつ紹介してもらえる。
一つ二つ、好みに合わないカテゴリーも当然あるが、総じて、それぞれの世界に遊ばせてもらったり、うーん、と考え込んだりと、視野を広げる端緒になったかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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