普及版 モリー先生との火曜日

  • NHK出版
4.11
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140810071

感想・レビュー・書評

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  • 現在まだ3章くらいだけど、すでに良い。仙人やん。ミッチの人生に、モリーのような師がいたのは幸せなことだね。そんな人中々出会えない。他人なのが、またすごいと思うんだよなぁ、母親とか父親ではない誰かと、こんなに心開いて人生の醍醐味について語り合えるって中々ない。私だったら、月一のカウンセリングの先生かな。カウンセリングの域を超えて、人生の話ができる。でもなんか、ちょっとカッコつけちゃってた気がしてきたな。
    読み終わったけど、最高。モリー先生ありがとう♡
    モモとかと同じ、私が共感できる人生の大切なことについてのお話って気がした。でもこの価値観も、絶対ではないんだよなぁ、人によって違うよね。

  • スポーツ評論家の著者が再会した恩師・モリー先生は、難病ALSで動かなくなった体で人と触れ合うことを楽しんでいた。「憐れむより、君の問題を話してくれないか」 死の床での16年ぶりの授業は…。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40137900

  • 1 どんな本?
    ALSに侵されて余命宣告を受けたモリー先生と
    教え子のミッチの全15回の火曜日を最終論文と
    して綴った本。物質社会に依存している我々の目
    を覚させる一冊。愛を誰かに与えたい。

    2 なんで読んだの?
    (1) 人生の目的を考えたいから。
    (2) 何をするのが幸せか知りたい。
    (3) 愛を与える方法を実践出来る状態になりたい。

    3 構 成
    全15火曜日195頁
    「恩師の生涯最後の授業は『人生の意味』」と始
    まり、「テーマは『人生の意味』それは今も語ら
    れている。」と死後の著者への人生の影響を綴っ
    て終わる。

    4 著者の問題提起
    人生の意味はなんですか?

    5 命題に至った理由
    モリー先生との火曜日の対話

    6 著者の解
    愛を与える事

    7 重要な語句・文
    (1) 愛さ、愛は必ず勝つ。
    (2) 人生に意味を与える道は人を愛する事周囲
    のために尽くす事
    (3) 友達はずっと隣にいてくれない。ずっと居て
    くれるのは家族だ。
    (4) お金や地位に人生の意味を求めても幸せには
    ならない。

    8 感 想
    私の精神状態が良く無い時に読んだので感動は
    薄かったが、読みたい事を読む事が出来た。
    刺さったのは人生に意味を与える道。愛と貢献
    が大事な事だと良く分かった。
    深く知りたい事は愛し方。どうすれば愛を与え
    る事が出来るだろう?
    人に勧めるなら物質的なものに拘らない事。幸
    福への道じゃ無い。
    タイトル通りのモリー先生との火曜日を綴った
    暖かいとても意味ある本だった。
    9 TODO
    (1) 家族に毎日愛してるを伝えよう。
    (2) 周囲の為に出来ることをやろう。(雑用?)
    (3) 人の話をしっかり聴こう。

    10 問 い
    幸せとは?

    11 答 え
    人間関係にある。
     

  • 効率性や目に見えるものに心も奪われ、満たされない気持ちの中で如何に生きていけば分からなくなる中、読みながら何度も何度も心が揺さぶられた本。20世紀を代表する本の一つとして後世まで読まれると確信するし、もっと広く読まれるべき本の一つ。
    与えられることを与えること(それは物でもなく、経験や知識、人の話を丁寧に聞くことも)の大切さを深く考えた。

    そして死を学ぶこと、それが生きることを学ぶことであること。
    「死を目の前に控えてここに座っている私に言えることは、かねや権力をいくら持っていても、そんなものはさがし求めている感情を与えてくれはしないっていうこと。
    それをいちばん必要としているときにね」

    モリー先生は、わたしたちは「いまの文化」に騙され、流されているという。でも、モノも、お金も、名声も、権力も、人を幸福にしない。けれど「いまの文化」はそれさえ手に入れればバラ色の人生が待っていると私たちに教える。そして人々はそれに騙されている。

    身につまされる思い。

    行動を変えようと思う。

  • 師弟愛、否、愛とは何か、その真剣かつ純粋な、モリー先生とミッチの対話が胸を打つ。難病ALSに侵されたモリー先生。死へのカウントダウンの中、何か達観した感じで、ミッチとの対話が進む。

  •  ALSに罹患した老教授の最後を看取る。そこで生まれるドラマを写し撮ったものが本書である。
     日常こそが感謝すべきものである。より良く生きるための活力を得られる。そんな内容である。
     この本は「史上最強のセミナー」の中で紹介されていた。ずっと心の奥にひっかかっていたのだが、最寄りの図書館に所蔵されているのを知って読んだ。
     人が感動するとき。それは罪悪感を感じるときだという。自分たちは健康である。自堕落な生活を送っている。一方、ある人は進行性の病気にかかっている。死期が近づいていることもわかっている。さらには受け入れている。
     つまるところ「感動」させるお膳立てができている。故に感動するしかない。なぜ感動するのか。それはより良く生きるためである。反省がうながされるからである。それは活力になるからである。
     今回は他者からこの力を受け取った。次は自分の番である。

  • 死は避けることができない。
    自分だけではなく、身近な人の死を考えるのも避けたい気分だ。
    それは死を経験したことがないから。
    だからこそ、少しでも学びたかった。
    人と自分を許す。身近な人を愛し、人からの愛を受け入れる。
    自然のうつろいや、音楽が大切に感じる。

    月並みだけど、自分にとってのモリーを大切にしたいと思う。

    訳が違うと、もっと伝わることもあったかもしれない。

  • 押し付けがましくも、わざとらしくもなく、けれどスッと入ってくる率直な言葉が素敵でした。

    相手を尊重していなければ、トラブルが起こる。
    妥協を知らなければ、トラブルが起こる。
    ふたりの間のことを率直に話せなければトラブルが起こる。
    人生の価値観が共通でなければトラブルが起こる。

    相手を受け入れ、許し、わかり合い、大切なものが同じだと信じれることを大事にしたいと思いました。

    私にとって生きるっていうのは、相手の気持ちに反応できることなんだな。
    など、相手を思いやること、愛することの手がかりがたくさんあったように、思います。

  • この本は、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーリストで4年間1位を続けるなど、世界的ベストセラーになったノンフィクションの不朽の名作です。
    恩師との温かいやりとりが綴られていて、とても羨ましくなりました。
    一生の付き合いが出来る先生に出会うというのは、なかなかないですよねー。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • 再読。15年ぶりぐらいかな。コーチ(≒師)を持てるか持てないかは、人生において重要なことの1つだろう。愛(≒博愛)を語る。訳者あとがきにもあるが、こういった本質的な語りがいつの世にも必要なのだろう。嘲笑せず、蔑まず...。また、いつか読み返したい一冊。

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