わたしを宇宙に連れてって ~無重力生活への挑戦

  • NHK出版
3.50
  • (7)
  • (11)
  • (15)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 154
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140815083

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まあまあ

  •  宇宙開発の一番の悩みは人間。機械と違って統一規格がないし、文句も言う。閉所にいる事でストレスを溜め、無重力に酔い、入浴を我慢し、大変な思いをしてトイレをする。これらの問題を大真面目に研究しているNASAでのエピソードを紹介した本。

     「宇宙でセックスは可能か」って章を目当てに買ったけど、それ以外も全部おもしろかった。ジョークを入れまくってるのでサクサク読める。

  • 資料ID:21105431
    請求記号:538.9||R

  • よくここまで調査したなあと思います。この本読んだ後にまだ宇宙飛行士目指そうとする人は偉いなあ。もっとも重要なことなんだけどね。

  • グロテスクな記載があったり、下世話な話があったりするけど、でも人間を人間たらしめているのも、人間を宇宙に向かわせているのも、好奇心以外の何物でもないから、好奇心に満ちた作者の追求は面白い。

  • 相変わらずNHK出版の翻訳ものは読みづらい…
    後半の方が興味深い。

    重力がない
    ということが当たり前の地上では考えられない、
    本当に「想定外」の出来事が起こるのだなぁ。

    常識って常識ではないのだ。

  • 3分の1読みましたが、ここで終了。BSの朝のニュースの同時通訳の日本語の不自然さがそのまま活字になった感じ。宇宙ゴシップ的な感じでとっつきにくくはないけど、時間をかけて読まなくてもいいか・・・と。

  • 途中放棄。宇宙飛行士に関する雑学を集めたノンフィクション。致命的に訳が読みづらい。おそらく原文の文体の味もコピーしようとした結果だと思うが、逐語訳になってしまっていて日本語の文章に仕上がっていない。内容も陳腐だったので諦めた

  • 宇宙旅行において、一番厄介なのは人間である。
    うーん、ちょっと下品なところはあるが、そもそも、現実に起きていることなんだよな。
    むっちゃ面白かった。

  • 女性ジャーナリストによる無重力体験エッセイ。
    宇宙開発については、技術的科学的な観点で様々な本が出ていますが、この本は宇宙船での生活に焦点を当てたものです。著者は無重力の生活がどのようなものであるかを自ら取材、体験しながらレポートしています。
    宇宙での無重力の環境が人間にどのような影響を与えるか、、例えば衣食住、睡眠、感情、性の問題、排泄物など将来の長期間の宇宙旅行(火星を想定している)で想定される問題を考察しています。とにかくユーモア溢れる文章で読んでいてなかなか楽しい。もし宇宙旅行の時に一番気になるのは、排泄物の処理かもしれない。これは昔から宇宙飛行士が苦労している問題で、うまく行かなかった時には悲惨な結果になることが想像できる。実際、ジェミニ計画では物が漂って大変なことになったらしい。また衣服も交換できないので、数日で悪臭が漂うこともある。狭い空間であるし、空気で拡散されることもないので、些細なことでも気になるようです。
    各章には補足の注記があって、いろいろなエピソードを紹介しています。これも併せて読むと面白いです。

全25件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年生まれ、カリフォルニア州オークランド在住。
「アウトサイド」誌、「ワイアード」誌、「ナショナル・ジオグラフィック」誌、「ニューヨーク・タイムズ」紙など多数寄稿。
代表作は『死体はみんな生きている』『セックスと科学のイケない関係』『わたしを宇宙に連れてって  無重力生活への挑戦』(いずれもNHK出版)など。

「2017年 『兵士を救え! マル珍軍事研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

メアリー・ローチの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×