- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140840450
作品紹介・あらすじ
突然おそうがん告知、身近な人の死、そしていつかは必ず訪れる自分の死。この世に生を享けたすべてのものにとって、死は避けられない現実である。私たちは、この「死」とどう向き合って生きたらいいのだろうか。本書は日本において「死への準備教育」の普及につとめてきたデーケン教授が、来日以来三七年の思索の跡を豊富な具体例を交えながら、やさしく語る。
感想・レビュー・書評
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死は人生の同伴者。
いつでもユーモアを心に。
死後の世界を信じた方が、人間は幸福になりやすいみたいだ。 -
・日本語の「あきらめる」という言葉には「明らかにする」という意味がある。
ただ運命に押し流されて、投げやりになるのではなく、事実を積極的に受け入れていこうとする行為。
・大切なのは、たとえ末期患者の死への恐怖を和らげようという善意からであっても、介護にあたる人が自分の価値観や信仰を押しつけるようなことは決してすべきではありません。
死に直面している人自身の持つ死生観に従って、心の平安を保てるように励ます態度と、最期まで独りぼっちにしないケアが、何よりも温かい援助になると思われます。 -
1994年に放送された『NHK人間大学』(NHK教育テレビ)の放送テキストを単行本化。放送当時、番組と併せてテキストを読みました。「死あっての生」など、生と死についていろいろ考えさせられた一冊。
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まともに”死”について向き合うことになった。
デーケン先生=一冊目 -
今はまだ死は遠いかなぁと思っていても、いつ死が訪れるかわかりませんよね・・
考えてみると怖いですね・・
これを読めばもっと長生きする気になるかもっ!!? -
デスエデュケーションについて考えさせられた本。
詳細は忘れたけど、何度か手に取るべき本かも・・。