文士が愛した町を歩く (生活人新書 138)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140881385

作品紹介・あらすじ

子規、花袋お気に入りの根岸の団子屋、漱石も「坊っちゃん」もつかった道後の名湯、賢治が足繁く通った花巻の蕎麦屋、康成が『伊豆の踊子』を書き進めた湯ヶ島の定宿…。かつて「文士」と呼ばれた人々が、筆の合間に町を歩いた足跡の数々。作家と名作のふるさとを訪ね、贔屓の店や愛蔵の品々を写真とともに紹介する「読んで楽しいガイドブック」。

感想・レビュー・書評

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  • 明治、大正、昭和の文士たちが愛した東京の町や地方の町を歩いた気分にさせてくれる渋い本。写真も白黒でいいね。文士たちの町との関わりや足繁く通った料理屋・菓子屋、宿泊した旅館なども詳しく出ていて、その時代の気分に浸れる。
    ①根岸・日暮里②本郷・湯島③浅草④銀座⑤谷中・上野⑥早稲田・神楽坂⑦横浜⑧鎌倉⑨函館⑩花巻⑪湯河原⑫天城‣湯ヶ島⑬軽井沢⑭小諸⑮金沢⑯京都⑰松江⑱松山⑲熊本
    町の名を聞いただけで、あああの文士かと想像つくでしょ。これらのゆかりの地へ行ってみたい。

  • 時代は変われども、好きな文士が愛した町を一緒に歩いてみたいものですね。第1部は東京とその近郊(半日ウォーキング):根岸・日暮里(子規・花袋)、本郷・湯島(一葉・鏡花)、銀座(太宰治)、谷中・上野(露伴・鴎外)など。第2部は名作のふるさと(週末小旅行):函館(啄木)、花巻(賢治)、小諸(藤村)、金沢(犀星)、松江(八雲)など。 矢島裕紀彦 著「文士が愛した町を歩く」、2005.3発行。

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