北欧デザインを知る: ムーミンとモダニズム (生活人新書 170)

著者 :
  • NHK出版
3.15
  • (2)
  • (6)
  • (35)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 144
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140881705

作品紹介・あらすじ

新たな価値づくりが求められるものづくりの現場で、ヒントとなるのがデザインであり、先に課題を克服した北欧諸国だ。グローバル化の波に押し流されず、どの土地にもしっかりと定着する、さながらムーミン的なデザインはどのように生まれ、どのように使われているのか。日用品、家電から家具、建築まで、北欧を象徴するものの数々をたどりながら、「デザインの遺伝子」を見つけ出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 北欧に興味を持ち始めて読みました。
    作品とかデザイナーの名前がいっぱい出てくるけど、それらの全ての写真があるわけではないので、少しイメージしにくくて読みずらかった。デザインに精通している人なら見なくてもわかるのかなぁ。著者の北欧滞在体験も記載されていて、想像より北欧の文化を垣間見ることができた気がします。

  • 北欧のデザインは憧れを感じる。家具とかインテリアとか良いよね。大学の頃から憧れのアルネヤコブセンの椅子、いつか私も座ってみたい。
    そして、ムーミンは大人になってから好きになった。まずあのキャラクターデザインが魅力的。そして、マグカップや文具等もとても可愛く、センスを感じる。私も思わず買ってしまう。可愛すぎず、ちょびっとシュールなテイストが良いよね。
    まだ行ったことないので北欧旅行もしてみたくなった。

  • IKEAが本邦上陸した頃に書かれた本。
    北欧デザインといっても、建築・家具・日用品・家電、等々幅広いが、無理やり一言で言うと、熱狂的に惹きつける自己主張は無いが、何処でも誰にでも末永く受け入れられること・・・いうなれば、「ムーミン」にシンボライズされる存在である。
    日本と北欧は、相通じるものが多いという。狭い国土、少ない資源、木の文化、簡素な美意識。東か北かの違いはあれど、ヨーロッパや中国大陸の中心から極めて辺境なロケーションでアイデンティティを持つための選択肢だったのだろうかと思ってみたり。

  • ムーミンに惹かれ手に取りました。
    カラーページが少ないのが残念。

    高価でもきちんと手入れをして使えば元はとれるし、何より自分が楽しめるんだなぁ。・・・反省。

  • 北欧のデザインだけでなく、モノを大事にする考え方などもわかる一冊。
    写真もついていたりで読みやすいし、分かりやすい。
    読むと北欧デザインのモノが気になりだす、、、

  • タイトルの「ムーミン」に惹かれて読んでみたけど、ムーミンについてはそんなに触れられていなかったので、残念。。

  • [ 内容 ]
    新たな価値づくりが求められるものづくりの現場で、ヒントとなるのがデザインであり、先に課題を克服した北欧諸国だ。
    グローバル化の波に押し流されず、どの土地にもしっかりと定着する、さながらムーミン的なデザインはどのように生まれ、どのように使われているのか。
    日用品、家電から家具、建築まで、北欧を象徴するものの数々をたどりながら、「デザインの遺伝子」を見つけ出す。

    [ 目次 ]
    北欧の国際競争力
    日本で見る北欧のデザイン
    北欧で見た普通の生活
    北欧のテーブルウエアメーカー
    家電と携帯電話
    日用品発見の旅
    北欧の建築
    北欧の家具
    「ライフスタイル」を新しい切り口に
    デザインコンサルタントの役割
    染み込む北欧
    モダニズムを復活させ成功をつかむ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 北欧デザインについてのエッセイです。
    家具の写真ページなんかもあって見ていて楽しく、とても読みやすいです。

    内容については、へぇーふーんほーおおなるほどねぇーと言った感じの…すごく気軽に楽しく読めますが、あまり印象に残らないというか、読んでるその時は楽しいんだけど、一回読んだらもういいかなという感じの本です。

    図書館で借りたり、古本屋で安く買うのがいいかもしれません。
    面白いんだけどね!ごめんなさい!

  • 生活を彩る、でもすっとなじむデザイン

    その裏に、日々の暮らしの中の「伝統」を大切にする
    きもち。(きっとかれらはそんな風にも意識してないと思うけれど)

    また、北欧にいきたくなった。

    とりあえずはIKEAでがまん

  • 未読

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1969年生まれ。デザインジャーナリスト。東京造形大学准教授。著書に『北欧デザイン 1-3』(プチグラパブリッシング、2003-2004年)、『これ、誰がデザインしたの?』(美術出版社、2004年)、『20世紀デザインヒストリー』(プチグラパブリッシング、2005年)、『北欧デザインを知る』(NHK出版、2006年)など。

「2022年 『「北欧デザイン」の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡部千春の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×