脳を守る、たった1つの習慣―感情・体調をコントロールする (NHK出版新書 557)
- NHK出版 (2018年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140885574
感想・レビュー・書評
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脳の活性化ではなく、衰退させない、ボケない訓練について述べている。
それは手で書くこと、日々の記録をつけることだと著者は言う。
自分などはすぐに「面倒くさい」と思ってしまうタイプだが、これが脳への天敵だと自覚させられる。
なんとなく根拠なく自分はボケないと思っていたが、交友関係が壊滅的で面倒くさがりや、出不精となるとボケへの一直線だな、と怖くなった。
自分の夢は仕事などせず、好きな時間に起きて好きな時間に寝ること、なのだが……これがボケるパターンだそうで。
人は仕事をしなくなると、決まった時間に起きなくなる、生活習慣の乱れはボケの始まり、脳は気を抜くと楽な方へ楽な方へ、流される。だから仕事を辞めてはいけない、と。やはり好きなことを見つけて仕事として続けていくのが幸せの近道な気もするなあ、と思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
変化に気づくために何事も書き出すことが大切。
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お!簡単に脳は守れるんや!!
実行しよっと。
具体的で脳機能の構造も、わかりやすかった。
怒りっぽい年寄りにはならないぞ!! -
読了。良かった。同じ著者の「脳が冴える15の習慣」も昔読んだことがあるのではと思った。
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脳の構造を脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質の3層で捉え、生命をつかさどる脳幹は「守る」もの、感情をつかさどる大脳辺縁系は「しつける」もの、理性をつかさどる大脳新皮質は「育てる」ものとし、守るしつける育てるために1日1ページのノートを書く習慣を勧めている。このノートをその通り実践しなくても、そこに書く各項目を、1日の中で折を見て記録する習慣を身につけるだけでも効果があると思う。
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特に目新しい内容はありません。
食事・運動・睡眠が大事というのはわかるけど食事は3食、きまった時間にとりましょうというのは果たしてどうかな、という気もしました。 -
’’60代を過ぎて老年期を迎えた脳はは鍛えるのではなく守るもの。’’
脳の3層構造の働きについて日記をつけてフィードフォワードしましょうと言う内容です。
脳の働きの階層性のバランスを保つ
・脳幹…生命の中枢(守り)…睡眠食事運動、植物のような一定のリズムが必要 『身長体重血圧、食事や睡眠記録、天気や気温」
・大脳辺縁系…感情の中枢(しつけ)…感情のエネルギー:ホワイトエンジン、ブラックエンジン「トゥードゥーリスト」で感情制御
・大脳新皮質…理性の中枢(育てる)「運動や外出、コミニケーション、外の世界のメモ」
脳の運動をやめないで -
書いてある内容はどこかで読んだことのある内容が多かったが、改めて考えると実践できていないことが多い。インプットだけでは脳は退化するということが理解できたので、積極的にアウトプットし記録していこうと思う。