人生・愛と美の法則 (NHK人間講座)

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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784141891161

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  • 「ここで皆様に申し上げたいのは、人として生まれてきた以上、この世の中には知らねばならぬこと、知りたいことが山のようにあるはずです。とにかく人間は一歩一歩、毎日毎日、一秒一秒、死んでいるわけですから、完全に息が止まるまでの時間、一つでも多くのことを知り、知るだけではなくそれを生活に活かしていく」

     「知識と教養は違うということです。知識とはものごとを知ることですが、その知識を実際に自分の体の中に入れて、咀嚼し、そしてそれを暮らしの中に活かす。それが教養です。つまり、自分自身の細胞として、知を暮らしの中に活かしていく。対人関係でも何でもそう。知識を活かして、人格的なものを磨いて、その生活の中に投影させる。それが教養だと思うのです」
     『NHK人間講座2005年2〜3月期 美輪明宏 人生・愛と美の法則』(日本放送出版協会)より抜粋

     その教養を元に愛情をもって相手に接せられれば相手をより豊かにできるのだろう。そういうものにわたしはなりたい。

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著者プロフィール

長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、「人生ノート」(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。

「2021年 『新装版 天声美語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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