徳川三代と近世の日本 (NHKシリーズ NHK文化セミナー・歴史に学ぶ)
- NHK出版 (2000年10月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784149103815
感想・レビュー・書評
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近世ではいくつかの関心事が提示されていると思う。
267年という長期の政権が存続した要因。欧米列強のアジア進出のなかで、日本が植民地化に関係しなかった要因。のちにアジアで先んじて高度成長を遂げることができた要因。
京都とは距離をおいて東国に発生した政権。その基礎は、徳川三代によって構築され、末尾にある「近世日本を確立した徳川三代」で締めくくられる。
「戦国の世に終止符」は経済発展を誘因したということか。「有力大名の改易と老中制度制定」は確固とした幕府ー大名家の家臣団体制=幕藩体制を築いた、か。「鎖国体制」は政権のゆるぎない体制をつくった(口絵解説)。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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