森を抜ける道 (ハヤカワ・ミステリ 1600)

  • 早川書房
3.75
  • (3)
  • (6)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150016005

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なかなかと頭を使わされる構成。ドラマ同様わかりやすくないがその分面白いともいえる。

    読書体験の中でかなりたびたびシンクロニシティを経験しているが今回は三つ巴パターンだったので記録しておこう、本のレビューではないけれど。

    まず朝日新聞社の世界名画の旅3を今読んでいる。この巻の最初の画家がホイッスラー、コラムで音楽のジャポニズムについてのあれこれが、ここで『ミカド』というオペラが1885年にロンドンで初演されたと知ったばかり。次にたまたま読み始めたこの『森を抜ける道』p216作中人物が参加しているアマチュアオペラ協会の演目が『ミカド』
    そして昨夜NCISシリーズ6第20話をみてから本の続きを読み始めたらp232「いつの間にかミカドのいちばん有名な歌をハミングしていた。わが壮大な目的を(中略)罪にふさわしい罰をくわえてやる 罪にふさわしい罰を…」驚いて観たばかりのNCISを再確認、開始29分くらいでダッキーのセリフ(字幕)パランパランとハミングしたあとで「罪に見合った罰を与えよ、オペレッタだ」と助手のパーマーに言っていた。その時はもちろん何のことかわかってなかったが。これってかなりビックリ度の大きい偶然の一致といえるのでは。

コリン・デクスターの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウンベルト エー...
クリスチアナ・ブ...
宮部みゆき
パトリシア・コー...
パトリシア・コー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×