ブラックウォーター湾の殺人 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

著者 : ポーラ・ゴズリング 秋津知子

• 早川書房 (1994年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kumanecoさんの感想 · 2012年9月2日]

休暇でブラックウォーター湾にやってきたストライカー警部補を待っていたのはストーカーの挙句ショットガンで射殺された男の死体だった。
ストライカーは土地の保安官ゲイブリエルに請われて捜査に乗り出す。

普通に面白いコージーだなぁ。
事件そのものよりも住人たちのやり取りが面白い。
特に火事に緊急出動した消防団の行、笑ってしまった。
事件も凝ってはいないけれど、おざなりにされていなくていい。
やっぱりコージーはこうでないと。

[take9296さん · 2012/09/02]

懐かしい名前です。ストライカー警部補のシリーズは「モンキー・バズル」「殺意のバックラッシュ」ぐらいまでしか読んでいません。刊行当時、雰囲気が変わったように思えて手に取らなくなったような覚えがあります。今、読むと、違うのかもしれません。

[kumanecoさん · 2012/09/02]

>take9296さん
この話を転換点に、のちのブラックウォーター湾の物語はゲイブリエルが軸になっていきます。
どういう意味では雰囲気が変わったというご指摘は当たっていると思います。

[「書肆玉一」さんの感想 · 2011年1月1日]

001．初.元ビニカバ、帯付。
2010．12.20．鈴鹿ＢＦ