- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150019136
作品紹介・あらすじ
村から離れた邸宅に二人の男が侵入し、両親とその娘を拘禁。自由を奪った三人を、男たちはじわじわといたぶる。はたしてその真の目的とは? 「サスペンスの新女王」が放つ緊迫感あふれる最新作
感想・レビュー・書評
-
脳内というか心いうかの呼びかけに呼応できちゃって真相を知るってそういうスピリチュアルなのってどうなのかなと思うけど・・・しかし、これって第2作を読んでたらもっとおもしろく読めるだろうに。久しぶりに読み返そうかな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんかもう一つ足りない。
ラストは悲しいが、次作で動きがありそう。 -
人里離れた別荘で、侵入者に拘束された両親と娘。一体何が起きていて、侵入者は誰なのか。過去に起きた凄惨な事件との関連はあるのか。状況が二転三転してとてもスリリング。エグい場面もあるけど真相に到達するまでぐいぐい引き込まれた。その一方で捜査側のキャフェリー警部のパートは無理やりつなげた感じですっきりこない。キャフェリー警部の過去と未来に興味はあるけど、今回に限っては邪魔な気がした。
-
ジャック・キャフェリー警部シリーズ第7作。MWA最優秀長編賞(エドガー賞)をスティーブン・キング「ミスター・メルセデス」と争って敗れたが、個人的にはこちらの方が面白かった。ヘイダーは「喪失」で既に受賞していることもあって、巨匠キングの初受賞ということになったのだろう。
疑いようのない傑作で、中盤のツイストが見事に決まっている。「喪失」よりも出来は上だと思う。ただし、キャフェリーの兄に関するエピソードは余計。というか、これをもっと詳しく描くべきではなかったか。