神々自身 (ハヤカワ文庫 SF 665)

  • 早川書房
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本棚登録 : 386
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150106652

感想・レビュー・書評

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  • アシモフのその当時久しぶりの作品
    表紙   5点木嶋 俊
    展開   6点1972年著作
    文章   7点
    内容 643点
    合計 661点

  • 3つの物語紡ぎ合って最後は収束してないのが惜しみだ、二番目のストーリ自身は最高だった。

  • 本屋さんで読みたいなと思っていたら家にあった。
    何時買ったのかも、読んだのかも覚えていなかったが、昔から読みたいと思う本が変わっていないんだと思って、どんどん年取っていく自分と重ねて変な気持ちだった。

    内容は面白くって(全然覚えていなかったけど)、久しぶりのSFを堪能しました。
    最初に書いてあるこの本を書いたきっかけとか読んで、その出発点でこれだけのものが書けるなんてアシモフすげえええと素直に思います。
    そんな読み方もお薦めです。楽しくなる。

  • ヒューゴー賞もネビュラ賞も取ってる作品で、テーマも面白い。
    永久機関でなくても新技術が出るってこう言う事だよなあと色々思ったり。

  • 第二部だけあればいいじゃない。そう思えるほど第二部が秀逸。まったくの異世界、我々の宇宙からは感知もできない、常識が通用しない、そんな世界を生々しく描いている。
    最初は違和感しかなかった世界の物語なのに、第二部を読み終わる頃には、登場人物の感情もその世界での日常(我々からすれば特異な生態)を表現するための単語も、すんなり自分の裡に根を張っている。
    第一部と第三部は、二部を語るために必要なのかもしれないけれど…特に三部はおまけ感が強かったかな…「一応決着はつけないとね」といった感じ?
    第二部の続きを読みたい、というかもっと正直に正確に言えばオディーン、デュア、トリットの物語をもっと読みたいと思うほどにこの3人(人…でいいのかな、単位は…)が魅力的。
    想像力はかくも偉大だ(もちろんそれを描写しきったアシモフと訳者も素晴らしい仕事をされたな、と思います)。

  • 面白かったけど、最後の終わり方が唐突であっけなかったのが残念。

  • すごく面白い!
    SFを読む楽しさを体現するような本。こういう本があるからSFは止められない。
    さすがはアシモフ先生、と単純にくくりたくはないが、さすがはアシモフ先生。力を見せつけてくれる

    1部
    科学者の確執。さすがに素朴すぎるが、その分、純粋な勢いを感じる。
    クリーンで安価で枯渇する恐れのないエネルギーを追求していて、テーマはまさに現代

    2部
    竜の卵みたく、人型じゃない宇宙人が死力を尽くす姿に、ぐっとくる。
    3人?ともいいキャラしてる。

    3部
    三人組で話は進み、二部とオーバーラップさせてる?
    前二部に比べると物語の進行がややたるんだ印象。月での生活に紙面を割きすぎ。
    エネルギー以外にどんな秘密が?と思いきや、運動量で、月を地球から離す、というアイディアで、意外に大人しい。クラーク向きのアイディア。
    ビッグバンまで出てきて大風呂敷!

  • アシモフといえばロボット物。

    と、思っていただけに予想外でした。

    オススメ。

  • 2012.9.24(月)¥157。
    2012.10.19(金)。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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