エデン (ハヤカワ文庫SF)

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制作 : 小原 雅俊 
  • 早川書房 (1987年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150107451

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エデン (ハヤカワ文庫SF)の感想・レビュー・書評

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  • 面白かった、とはっきり言いづらくもあるが、超レム...。こちらの貧弱な想像力はしょっぱなから置き去りにされて、それでも前半は杯や渦巻旋盤の絵など描きながら(適当にしか描けないが)楽しく読んで、後半も半ばワクワクしながら読めたけど、レムの小説を読むと、何とも言えない複雑な気持ちになる。後味が悪い、というのとは違って、ただもう何とも言えないのだ。

  • 夏前に読み始めてようやく読了。
    途中、天橋立でバスの中に忘れて送ってもらったり、家の中で見つからなかったり。
    で、年末の大掃除からの現実逃避でようやく読み終わる。

    難解、というか描写が緻密なため集力を強いられた。

    エデンと呼ばれる地球型の星に不時着した宇宙船の隊員たちの
    エデン人とのファーストコンタクトの物語。
    でも、そこはレム。コンタクトしても理解はできない。
    生産したものをそのまま廃棄する意味不明の工場や、
    死体の山などに戸惑う地球人たち。
    終盤でようやく翻訳機(計算号!)を通じエデン人と会話を試みるが
    やはりすれ違いのまま。
    直った宇宙船でエデンを離れる。

    理解できない世界に出会ったときどうすべきなのか?
    こちらの価値観でその世界に介入してもいいものか?
    という難しい問題をSFとしてみせる。

    労働と思考の分かれた複合生物、匿名の独裁体制、生物学的改造と
    被適合者の抹殺…、不気味な「エデン」の社会は何かの比喩なのだろう。
    ナチスとソ連の間にあったポーランドという国を考えると複雑。

    この理解不可能な他者が、次の「ソラリス」へと続くのね。

  • スタニスワフ・レムの三部作「ソラリスの陽のもとに」「砂漠の惑星」「エデン」。

  • 最後の部分の意味がわからない
    表紙   6点野中 昇
    展開   6点1959年著作
    文章   5点
    内容 710点
    合計 727点

  • 惑星エデンに不時着した宇宙宇宙探査船の乗組員たちが謎の文明の調査をする話である。1959年という時代背景で時代を感じさせる科学技術の描写(機械類に疎いので分かりにくい部分が各所にあった)、結構自由に探索する乗組員たち(今からみると危険への意識が割と大らか)、『ソラリス』に比べ地味な展開などなど読む上で多少難があるが、やや性急ながら終盤に訪れる謎解きはレムらしい知的興奮を与えてくれる。また未知なるものとの邂逅をあくまでも機械を介して成立させ、同時代の娯楽SFが陥りがちだった異星人を擬人化し安易な相互理解に落とし込まないところも先駆性を感じさせる。

  • 普通のSFからソラリスの間って印象。投げ出されてる感じがいい。

  • ファーストコンタクト3部作では最初に執筆された長編。レムの一群のSFに愛着を持つ読者には、この作家独特の世界性が読み取れて、楽しめると思う。レムというブランドを取り除いて、ひとつのSF作品として読むと「ソラリス」の感動には至らない。

  • 『ソラリス』『砂漠の惑星』はファーストコンタクトと呼べるレベルなのか怪しい次元であったが、本作はある程度は意思の疎通ができている。しかし、意思の疎通をはかった結末として何をするのか(しないのか)、その点は上記2つと類似があるし、それがレムの考えなのだろう。

  • 2012年1月29日読み始め 2012年2月4日読了
    レムといえば「ソラリス」しか読んでなかったのですが、復刊されたのでこの本をだいぶ前に買って積んでました。でやっと読みました。
    いわゆるファーストコンタクト物で、ソラリスと同じく人間と全く違う知性体に出会った人類を書いてますが、「エデン」という星に住む知的生命体はソラリスよりは人間と意思疎通は出来ます。
    エデンに上陸するのは宇宙船トラブルのため不時着した地球人です。彼らは「技師」とか「ドクター」といった職名で呼ばれます。なのでロシアっぽい感じがないです。そして彼らが知的生命体と出会ってどうすればいいのか?と悩む姿は、地球上でもよく見られるような気がします。

  • 20100905

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エデン (ハヤカワ文庫SF)の作品紹介

惑星エデン-宇宙空間に巨大なオパールのしずくのように煌めくその星に、6人の地球人科学者を乗せた宇宙探査船が不時着した。だが、地表で彼らが見たものは、巨大な生体オートメーション工場と、その大量の廃棄物、そしてエデン人の累々たる死骸の堆積だった。一つの個体が労働部分と思考部分に分かれた複体生物であるエデン人に、いったい何が起こっているのか?地球人科学者はエデンの人との知的接触をはかろうと試みるのだが…。未知なるものとの出会いを豊かな想像力と哲学的視点から描き、『ソラリスの陽のもとに』『砂漠の惑星』とともに三部作を築きあげる問題作。

エデン (ハヤカワ文庫SF)の単行本

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