スタニスワフ・レムのおすすめランキング

プロフィール

スタニスワフ・レム
1921 年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領リヴィウ)に生まれる。クラクフのヤギェロン大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始める。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『インヴィンシブル』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF 作品を発表し、SF 作家として高い評価を得る。同時に、サイバネティックスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70 年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた。2006 年死去。

「2023年 『火星からの来訪者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スタニスワフ・レムのおすすめランキングのアイテム一覧

スタニスワフ・レムのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ソラリス (ハヤカワ文庫SF)』や『ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)』や『ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)』などスタニスワフ・レムの全70作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)

2256
3.83

感想・レビュー

ソラリスという惑星。 この惑星は、二つの太陽のまわりを回っているそう。 太陽が2つ…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ 『ソラリス』には、意... もっと読む

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

1057
3.71

感想・レビュー

SOLARIS(1961年、ポーランド)。 スタニスワフ・レムの代表作。ジャンルとしては「ファースト・コンタクトもの」に属する。つまり、地球人と地球外生... もっと読む

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

482
3.91

感想・レビュー

先日読んだ『読書で離婚〜』で課題図書になってた本。ガチガチSFの古典というイメージで未読だったがかっこいい装画と出だしのサスペンス感で期待。が思ってた以上... もっと読む

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)

471
3.64
スタニスワフ・レム 電子書籍 2015年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タルコフスキーの映画が好きだったのですが、いまいち理解できないところもあり、補足のつもりで、原作の新訳を購入。かといってなかなか読む覚悟が作れずにいたので... もっと読む

完全な真空 (文学の冒険シリーズ)

470
3.70

感想・レビュー

存在しない書物についての書評集、存在しない講演についての講演録。アイデア自体は決して目新しいものではないが、語られる本が多彩ながらいずれも魅力的で素晴らし... もっと読む

虚数 (文学の冒険シリーズ)

459
3.67

感想・レビュー

〈序文〉  情報洪水という見方はもうアップデートしても良い頃合いだと思う。エコロジーそのものが、外的情報の海洋領域と、内的情報の陸地領域のバランスを決定... もっと読む

完全な真空 (河出文庫)

359
4.12

感想・レビュー

「実在しない書物の書評」集という、なんとも凝った設定のボルヘス的な1冊。序文にあたる「完全な真空」で著者自身がその概要について説明しているが、収録作は有名... もっと読む

砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF1566)

303
3.87

感想・レビュー

レム・コレクション第2期の刊行が密かに宣言され狂喜乱舞している今日この頃。第1回配本はこの砂漠の惑星とのことなので、数十年振りに読み返してみました。 琴... もっと読む

泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)

196
3.62

感想・レビュー

自分史上いちばんエグいディストピアものだった。ドラッグで万能の理想郷に魅せられている間に、現実は地獄のように、自分の体がオリジナルじゃなくなっている恐怖。... もっと読む

泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ 1-11)

186
3.68

感想・レビュー

変人学者の累計 “すでに常識だが、近頃の学者は書斎派と逍遥派にわかれている。書斎派は伝統的な方法で研究を行っているのだが、逍遥派の面々は休むことなくあ... もっと読む

天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション) (スタニスワフ・レムコレクシヨン)

179
3.79

感想・レビュー

殆ど会話も事件も起きず論考だけが描かれているにも関わらずSFのセンスオヴワンダーもあるしチョコレート的なミステリの興奮もある。後半は偶然のミステリ。ここで... もっと読む

FIASKO‐大失敗 (スタニスワフ・レムコレクション) (スタニスワフ・レムコレクシヨン)

158
3.93

感想・レビュー

レムの著述期間が約2年、日本語訳者の作業期間が約3年。文句ない超弩級SF。本筋に直接関係ない文明論や宗教論などへの回り道に付き合わされるところは、まさにレ... もっと読む

短篇ベスト10 (スタニスワフ・レム・コレクション)

150
3.96

感想・レビュー

意外に面白さと世界にはまってしまった。元々SFは苦手で理解が困難で、自分には到底理解不可能と思いながら本を握り締める。現代ではない、宇宙空間の話。旅してる... もっと読む

エデン (ハヤカワ文庫 SF 745)

139
3.63

感想・レビュー

面白かった、とはっきり言いづらくもあるが、超レム...。こちらの貧弱な想像力はしょっぱなから置き去りにされて、それでも前半は杯や渦巻旋盤の絵など描きながら... もっと読む

高い城・文学エッセイ (スタニスワフ・レム コレクション) (スタニスワフ・レムコレクシヨン)

134
3.50

感想・レビュー

レムの少年時代の自伝。戦争の雰囲気が高まっていく時代のレム少年は全くロクでもない。そのロクでもなさを自ら無慈悲に描写していくところがレム。ブレッドベリとは... もっと読む

宇宙飛行士ピルクス物語(上) (ハヤカワ文庫 SF レ 1-9)

120
3.50

感想・レビュー

素晴らしく丁寧な状況描写の積み重ねが見事。 淡々と書き連ねられていく丁寧な描写が、その「場面」を鮮明に浮かび上がらせていく。 熱気のあるような文章ではない... もっと読む

宇宙飛行士ピルクス物語(下) (ハヤカワ文庫 SF レ 1-10)

110
3.53

感想・レビュー

いや、素晴らしい作品だった。これぞSFだと思う。 「日常」の描写が本当に巧い。 「その世界」の空気感みたいなものが、読んでてヒシヒシと伝わってくる。 「... もっと読む

ソラリスの陽のもとに (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)

108
3.94

感想・レビュー

タイのプーケットにあるジムの書棚で見つけ、読んだ。映画(タルコフスキーの方)も難解だったが、本書も。その後、「100分で名著」で採り上げられていたな。 もっと読む

主の変容病院・挑発 (スタニスワフ・レムコレクシヨン)

107
3.60

感想・レビュー

一人レム生誕100年祭り開催につき国書刊行会のレム全集完結巻を読む。 「主の変容病棟」 レムのデビュー作にして非SFである作品はドイツ軍占領下にあ... もっと読む

インヴィンシブル (スタニスワフ・レム・コレクション)

102
3.45

感想・レビュー

2021年9月図書刊行会刊。砂漠の惑星の新訳版。1964年発表の話だがアイデアは古びていない。レムらしいファーストコンタクトな物語。装丁が90度回転してい... もっと読む
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