ロボットと帝国 上 (ハヤカワ文庫 SF ア 1-35)

  • 早川書房
4.06
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本棚登録 : 292
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150112547

感想・レビュー・書評

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  • D.Gベイリの本名、語り合うダニールとジスカルド、ダニールとイライジャ、使命に目覚めるグレディア 色々とエモい上巻 下巻が楽しみ

  • ☆「銀河帝国(ファウンデーション)」シリーズと一連のロボット・シリーズの融合的作品なので、できれば順に読むのがオススメ

    「惑星ソラリスをめざしてグレディアがロボットたちとともに旅立ったころ、惑星オーロラのロボット工学研究所長アマディロが、二世紀にわたる恨みをはらすべく陰謀を企んでいた。アマディロはかつて自分の野望をたたきつぶした地球人ベイリをいまだに憎んでいるのだ。しかも、ベイリ亡きあと、その復讐の目標は、ベイリの生まれ故郷の地球に定められていた!「銀河帝国興亡史」とロボット・シリーズをつなぐ話題の長篇SF。」

  • ダニールとジスカルドの対話、ファウンデーションにもつながるロボットの葛藤と成長の巻。優しいダニールと思慮深いジスカルドがいたら、複雑怪奇な人間との関係が希薄になっていくのもわかるなあ。

    長く退屈な人生についてのグレディアのスピーチが一つの山場だった。
    「―また、相手が死んだとき、残ったものはその寂しさに何百年も耐えていけるだろうか。したがって彼らは学んだ、他人に愛情をもつのはやめて、はなれること、自分を他から隔絶することを。」

  • 序盤、グレディアの態度にいちいちイラついたが、それは彼女が一般市民であり、なぜ自分がそんな任務に駆り出されるのかわからないからなのを理解するまで大分かかった。妬まれる女性の嫌なところを詰め込んだ感があるのはなんなのか。
    しかし後半のダニールの回想がとても感動的で、しかもそれによってより人間らしくなってしまったところが後半に生かされるのだろうなと感じた。
    作中通してダニールとジスガルド二人だけの会話が何度かあるが、これはきっと読者に対して推理をまとめたり整理したりする役割があるように思われた。ダニールはより人間らしく、ジスガルドはそのダニールの考え方をもっと深く追求していてジスガルドがダニールに何らかの期待をしてるのが伺えた。
    下巻早く読みたい!

  • イライジャ・ベイリを失ったグレディアは、二人の末裔に出合う。

    捨てたはずの故郷ソラリアに思いを馳せるグレディアを連れ、D.G.ベイリはソラリアに降り立つ。ソラリアで二隻の植民者達の宇宙船が破壊された理由を知ったグレディアは、かつての恋人ベイリの名を冠した星に赴き、彼女を取り囲む大観衆の前で、「人」について演説をする。

    これまでの物語を踏まえ、「R」であるはずのダニールとジスカルドがイライジャのように考え始める物語。

  • ロボットと帝国〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 帯のとおり銀河帝国興亡史とロボットをつなぐ作
    表紙   6点野中 昇  小尾 芙佐訳
    展開   7点1985年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

  • 駅・中央

  • 2014 2 28

  • 前編に当たる作品を飛ばして読み出したのは失敗だった。読み終わるまで下巻はお預け。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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