ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語 (ハヤカワ文庫 SF マ 4-2)

  • 早川書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150113575

感想・レビュー・書評

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  • ジョブナイルとして始めから読めば、読み易くて楽しい
    表紙   5点小菅 久美   浅倉 久志訳
    展開   5点1999年著作
    文章   5点
    内容 672点
    合計 687点

  • ホビットの冒険にヒントをうけた作品ではあるけど、内容そのままで翻案しているわけではないです。
    一方通行のワームホール、超古代エイリアンの超技術遺産、クモ型星雲生物、黒ひげ宇宙海賊、クローンをスペアパーツとしかみなさい復活党などなど…
    SF者が嬉しくなる設定がたくさんつまった、痛快スペースオペラ。
    ホビットの冒険読んでても、読んでなくても楽しめることうけあい。

  • 『ホビットの冒険』のSF化パロディ(?) ホビットの冒険を読んでなくても楽しめるが、読んだ方が倍楽しめると思う。

  • 「ホビットの冒険」のSFパロディ。日本語訳もですます調になっている。元ネタを知らなくてもたぶん面白いけれど、知っていれば話の展開・登場人物・指輪の力まで、SF的にこう置き換えたか!という楽しみがある。

  • 「ホビットの冒険」を下敷きにしたSF。
    ドラッグとフェミニズム礼賛が若干鼻に付くものの、本家をいかに改築していくかを楽しめる。
    ともあれ、女性ばかり出てくるSFに違和感を覚えるというのは、私も男性主体の見方をしていると言うことか?銀英で男ばかり出てきても、別段変には思わないのだから。しかし、後半では女性の集団への批判も見て取れ、印象としては全体のバランスが取れている。
    最後の猫の名前と、語り掛ける言葉に思わず涙。

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