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- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150116156
感想・レビュー・書評
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SF。短編集。
アイディアが秀逸。
雰囲気も割とコミカルだが、ストーリーはいまいち盛り上がらない感じ。意外な方向に進む話が多い。
社会風刺的な作品がいくつかあるようなので、その影響もあるかも。
面白いと思った作品は以下4作品。
「絶壁に暮らす人々」
特殊な舞台のファンタジー。設定は一番好み。冒険ものかと思いきや、理不尽な結末に。政治の風刺らしい。
「大西洋横断大遠泳」
SFではない。ほぼコメディ。馬鹿馬鹿しくて好き。
「知識のミルク」
タイムトラベルもの。真面目にSFしてる。個人的ベスト。
「スロー・バード」
表紙のイラスト。とにかくアイディアが良い。で、なんでこのストーリーになるのかは謎。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/10/20購入
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この人はすごい。発想のスケールがでかい。正直言って、中には若干難解でよくは分からなかった短編もあるが、その圧倒的な世界観はたまらない。短編なのにすごい世界の広がりを感じる、そのへんの力量には感服した。と、同時に、自分のイメージ力の不足をも痛感した。
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