大宇宙の地獄 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-382 宇宙英雄ローダン・シリーズ 382)

  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117702

作品紹介・あらすじ

ヨルショル霧状星雲のヨル・ベータ星系を調査するべく派遣された旧ミュータントのベティ・タウフリーは、とんでもない窮地に陥っていた。人類にたいして叛乱を企てているマルティ・サイボーグ、ムサイの発明したモジュール放射プロジェクターのせいで、ベティは意識の搬送体であるムサイの肉体を自由に使えなくなったのだ。ヨル・ベータ星系のムサイの状況に不審をいだいたアトランは、艦隊180隻の派遣を決意するが…。

感想・レビュー・書評

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  • 前半「大宇宙の地獄」
    ロボット・サーベルタイガー、欲しい!(笑)

    後半「世界の壁」
    ティーパ・リオルダンがいなくなったのが惜しい。ああいうイカしたお婆ちゃんがSFに登場すると面白いから好きなんだけどなあ。

    イホ・トロトが細胞活性装置を手にすることができて一安心。偶然にこの装置を手にすることができた、という話はこれまでに何度も読んだが、明確な意志を持ってこれを探す、というのは結構珍しいような気がする。

  • ローダンシリーズ382
    ベティとラスの回
    表紙   5点工藤 稜   五十嵐 洋訳
    展開   5点1976年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • アトランが銀河の出来事をローダンの性にする責任転嫁っぷりがすさまじい。それはそれとして、イホ・トロトの今後の活躍の場がありそうだということが嬉しくなってきますが、種族全体の行動が怪しすぎるので、いつその話が出てくるのかが楽しみ。

  • ここのところ精彩を欠いていて、もしかしたらこのまま寿命が尽きて死ぬのではないかとさえ思われていたイホ・トロトだったが、今回は精力的に活動していた。その目的は「細胞活性装置」の探索であった。<br /><br />人工惑星ワンダラーの超知性体“それ”が残した「細胞活性装置」のうち4個は所有者がいないままになっているとのことだが、その存在自体をすっかり忘れていた。最近の話の展開の中では。<br /><br />しかも、女宙賊ティーパ・リオルダンという懐かしい名前が出てきたと思ったら、宇宙の片隅であえなく事故死していたという事実が明らかになる。<br /><br />そのティーパ・リオルダンが所有していた「細胞活性装置」を手に入れたトロトが、今後、気合いを入れ直して活躍することを期待したい。

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