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- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150118679
感想・レビュー・書評
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良きジュヴナイル。
「親方!空から女の子が!」じゃなくて「難破船から女の子が!」なお話。
『ねじまき少女』は未読のため、先入観がないからか単純に、素直に楽しめた。
ラッキー・ガールを救おうと奔走するところも勿論面白かったが、それ以上にネイラーとどうしようもないクソ親父のリチャードの親子関係と、半人のトゥールの存在が良かった。
家族の定義や人と人との絆のあり方を考えさせられた。
そして深く描かれはしないけれど、YAの割にはシビアな社会のかたちも興味深かった。ネイラーとラッキー・ガールの間には完全に社会的な線が引かれている。それでも強くしたたかに生きていこうとするネイラーをはじめとした“シップブレイカー”たちの姿が良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
課題本読了。
ねじまき少女よりも読みやすかったり。
というか、SFというより本当にヤングアダルト。
少年少女の冒険譚という感じ。バックボーンに関して、世界をガッツリ作っているけど。