- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150119720
作品紹介・あらすじ
ミッドウェイ艦隊は捕虜を引き取るべくヴァランダル星系に向かうが、その行く手には!?
感想・レビュー・書評
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外伝のほうが面白いのが興味深い
表紙 5点寺田 克也 月岡 小穂訳
展開 5点2013年著作
文章 5点
内容 660点
合計 675点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり外伝の方が読んでて楽しい。
ミッドウェイ艦隊の兵員を確保するため、シンディック捕虜をアライアンスから受け取る作戦を実施。
メインストーリーも楽しいけれど、個性的な各キャラクターの人間関係とか様々な思惑とか。
マーリンとモルガンの関係は、あぁヤッパリそうきたかとういう感じではあったけれど。 -
ラストのサプライズにますます次巻への期待が高まる! どうするドレイコン、どうするイケニ!
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本編の方は対未知の異星人の戦いが軸となり、当初の頃と少々方向性が変わって来ていますがその分この外伝シリーズでは人間同士の駆け引きが主軸にあり、その意味ではシリーズ初期に近い印象。
ただ華麗な艦隊戦は少なく、どちらかというと暗闘メインでスパイものと言っても通じるかも。
ミッドウェイ星系がどういう方向に進んで行くのか、続刊を楽しみに待ちます。 -
本編『彷徨える艦隊』シリーズでは敵側だったシンディックの人物を主人公に据えたスピンオフ作品の第二巻。
テンポの良い語り口でスラスラと読めるし、おもしろいことはおもしろいのですが、体制が違っても主人公の思考パターン・行動パターンが本編の主人公のそれとあまり違わないのに少々の違和感を感じます。
物語の終盤で、主人公にのっぴきならない危機が襲いかかって『第三巻へ続く』となるのですが、外伝シリーズを引き伸ばすのもいかがなもんか、という気もします。