三体2 黒暗森林 下 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150124434
#SF

感想・レビュー・書評

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  • 「三体」続編。
    前作よりもエンターテインメント要素は更に上がった印象。クライマックスには派手なバトルもあるし、最後のどんでん返しも爽快。上下巻のボリュームも気にならずイ一気に読ませる楽しさは確かにある。
    ラストは三体人が人類とは異なる冷静さと知性を持つ存在で良かった。これが相手も人間のような思考であれば、死なばもろともで三体人と人類共に絶滅エンドでもおかしくない。
    細かいこといえば、現代パートでコールドスリープがしれっと実用化されていて何の説明もないのが気になった。

  • 一気に時が流れ,未来の生活が少しイメージしづらいが,宇宙社会学に予想通りに事態は進み,一応は帰結したのか? でも,続編の「死神永生」があるんですよね…

  • IIを読み始めた時には一気に時代が変わっており、慣れるのに少し時間がかかったけど、宇宙戦争という大スペクタルに途中からすっぽりハマって夢中で読み終えました。

    みんな誰に感情移入しながらどの立場で読み進めるんだろうな、とも思います。

    三体人の生き方も理解できるし、地球人の抵抗も理解できる。IIIがこれからどう展開していくのか楽しみです。

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著者プロフィール

1963年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。2008年に刊行された『三体』で人気に火が付き、“三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)は中国で2100万部以上を売り上げた。2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が刊行され、2015年、アジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。2019年には日本語訳版が刊行され、11万部を超える大ヒット。

「2023年 『神様の介護係』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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