- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150306137
感想・レビュー・書評
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内容忘れた
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文章が好き。構成もすばらしかった。でも自分には理解できない男女の関係がミステリーのこたえであったことが残念。導入部からのひきこみはすばらしく、没頭できる一冊。最後ちょっと語りすぎた感がありました。もっと謎のままでもすてきな本だったと思う。
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小池真理子特有のデカダンスと官能に、純粋すぎるほどの恋が入り混じった
甘く切ない作品。 -
相応しくないが、旅先のバリ島のホテルのプールサイドで貪るように読んだ。
時折、かかった水しぶきにより本そのものがくたびれ、
より色褪せたものになった。
過剰なまでの執着と崇拝により、殺めてしまった主人公。
その一途さに涙が止まらなかった。
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初めて終わらないでと念じながら読んでいた本。
懐かしい。数年ぶりに読むとあのときの興奮は
色褪せてしまったが、今でも好きな作品だった。 -
浅間山荘事件が起こったその時、もう一つ事件があった。
そんな時代故に事件がおこったのか、
それとも嫉妬という感情をもつヒト故にその事件が起こったのか。
まだまだ暑さ厳しい9月、汗をかきながら
汗臭さを消臭してくれるようなこちら……
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多読してないのですが、小池真理子ぽいな〜と。
この人の巧さはごく個人的な、他人には理解されづらい感情を
淡々と描いていくところ。
布美子・片瀬・雛子。
この3人だけで構成された濃密な人間関係。
読まされた、というカンジ。
浅間山荘事件と絡めてあるのだけど、世間を揺るがした大事件の陰に
ひっそりとある、当事者だけの大事件、ってとこがよかった。 -
衝撃の一冊。登場人物に誰かを重ねたり、重ねなかったり。ここに流れる空気には感染力があります。
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☆4.5くらい。
最近恋愛の相手に独占欲をあまり感じてないから、前半の夫妻のような奔放な関係はちょっとうらやましく、こうありたいとも思った(ちょっとやりすぎな面はあるけど・・・)
でも後半の夫人が恋愛をしてるとこを見ると、本気の恋をしたらその人のことしか考えられなくなっちゃうんだろうな・・・とも思った。私は最近彼氏より仕事とか研究とか友達とかを大事にしたいし、別に相手のこと独占したくないと思ってるけど、それは本気の恋じゃないからかなあ。高校のときは確かに相手のことばかり考えてた気もするし。
ただ最後の秘密はちょっと・・・・ありきたりすぎる気がした。
2006.4.11 -
究極の"恋"小説!
恋は愛には非ず...