パロの苦悶―グイン・サーガ(72) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 248
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306380

作品紹介・あらすじ

ナリスは遂に国王に対し兵を挙げた。彼に好意的なアムブラをはじめ、クリスタル全市に「ナリス起つ」の知らせがたちまち広まる。だが、ナリスがもっとも信頼する腹心のヴァレリウスは、囚われたまま消息がとだえていた。やがて国王側は、破城槌でナリスたちのたてこもるランズベール城の城門にうちかかり、さらに降伏勧告の親書を届けてよこす-ナリスは現王レムスを倒せるのか、さもなくば死あるのみ。反乱の成否は。

感想・レビュー・書評

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  • レムス対ナリス。

  • 昔はナリス様のかっこつけっぷりが嫌いでしたが、ここに来て強がっていたのがもろ分かりでとっても痛ましい。なんだかんだ言っても頑張って来たんだよなあ・・・。

  • いよいよ直接対決か?という感じですね。

  • パロの苦悶―グイン・サーガ(72) (ハヤカワ文庫JA)

  • 72巻にもなって、まさかの白ナリス!ナリス様が最初から真っ直ぐに母国愛をわかりやすく掲げていたら、もっと早く味方も集められた事だろうにね。ともあれ魔道師ギルドが味方についてくれた事は重畳。ヴァレリウス~無事でいてね~。

  • 立て続けに72巻に突入。
    ナリスがランズベール城に入り、いよいよ国王レムスに対峙する。
    しかし強大なる力を持つ竜王がナリスの夢枕に現れ、そして古代機械の謎、ノスフェラスとグインワールドの謎にヒントを与えていく。
    その中で明らかになる、古代機械は生きているというこれまた驚く事実と、そしてはるか宇宙から来た竜神族の伝説を淡々と語りだす。
    そして謀反決行の当日に始まった、竜神族の騎士団の登場。
    ナリスはここで命尽き果てるのか?それではこの先の展開はどうなるのか?
    こんな厳しい状況の中を作者はどうやって主人公たちを救い上げていくのか?
    実に波乱の急展開に先が気になる72巻となった。

  • 再読

  • 栗本薫のグイン・サーガシリーズ72作目。ナリスはランズベール塔に引きこもり、持久戦へ。だが、レムスに取り付いた竜王はなりふりかまわず正体を明かしてしまう。魔道師ギルドもナリスにつくことを宣言。<BR>
    さて、ランズベール候の娘シリア姫がナリスの身の回りの世話をしたいとの申し出にナリスは鼻の下を伸ばし放題。奥さんのリンダには内緒にしてくれと言う始末。困ったやつだ。2006.3.23読了

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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