マルドゥック・スクランブルThe Second Combus (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-2)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307264

感想・レビュー・書評

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  • マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)

  • 古書購入

  • 68:シリーズ2作目。噂のカジノシーンに差し掛かり、クライマックスへひた走る……まさに「燃焼」というところでしょうか。徐々に力に慣れ、進む道を模索するバロット。ボイルドやシェルとは対照的で、どういう結末を迎えるのか楽しみでなりません。

  • ギャンブルのことはまったく分からないながらも、登場人物の背後の物語的なことが分かってきたせいか1冊目よりおもしろかった。

  • とっても間があいてしまったけど、前作より楽しめた。飛さんの作品を読んだおかげで、感覚的なSFの文章の楽しみ方がわかってきたのかもしれない。カジノを舞台にした勝負の魅力もある。引き続き、ブラックジャック。

  • 【賭博師シェルの奸計により、瀕死の重症を負った少女娼婦のルーン・バロットは、シェルを捜査していた捜査官、ウフコックとドクターにより救出され、禁じられた科学技術により一命をとりとめる。シェル逮捕のために彼らと協力することとなったバロットだったが、シェルが雇った捜査官・ボイルドとの激しい銃撃戦で、相棒のウフコックに深刻なダメージを与えてしまう。辛くも逃げ延びた彼女たちは、治療のため、そしてシェルの過去を暴くため「楽園」を訪れる。そこで判明した、敵の弱点とは……?】

     迫真のアクションシーン、洒落た会話、創造力の限りを尽くして作り込まれたキャラクターや舞台。何もかもが、これまで体験したことのない興奮へと導いてくれました。前作より銃撃戦は少なくなったものの、手に汗握る展開が続きます。

  • 予備知識を引き継いでそのまま物語世界へ没入したためとても純粋に愉しめた。

    楽園、カジノのシーン、好き。
    楽園後半はだいぶ描写が痛々しく文章なのに目を瞑りたくなることしばし。
    カジノで出会った女性スピナー・ベル・ウィングとの交流が魅力的。

    「運を右回りにする努力を怠ってはいけないよ」

  • ラストのバロットとウフコックのやり取りがなんか切なかったなぁ。
    いよいよ映画が見たくなってきた。。。

  • 楽園に誘われるは一人のイヴ。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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