マルドゥック・スクランブルThe Second Combus (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-2)
- 早川書房 (2003年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150307264
感想・レビュー・書評
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マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
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68:シリーズ2作目。噂のカジノシーンに差し掛かり、クライマックスへひた走る……まさに「燃焼」というところでしょうか。徐々に力に慣れ、進む道を模索するバロット。ボイルドやシェルとは対照的で、どういう結末を迎えるのか楽しみでなりません。
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とっても間があいてしまったけど、前作より楽しめた。飛さんの作品を読んだおかげで、感覚的なSFの文章の楽しみ方がわかってきたのかもしれない。カジノを舞台にした勝負の魅力もある。引き続き、ブラックジャック。
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【賭博師シェルの奸計により、瀕死の重症を負った少女娼婦のルーン・バロットは、シェルを捜査していた捜査官、ウフコックとドクターにより救出され、禁じられた科学技術により一命をとりとめる。シェル逮捕のために彼らと協力することとなったバロットだったが、シェルが雇った捜査官・ボイルドとの激しい銃撃戦で、相棒のウフコックに深刻なダメージを与えてしまう。辛くも逃げ延びた彼女たちは、治療のため、そしてシェルの過去を暴くため「楽園」を訪れる。そこで判明した、敵の弱点とは……?】
迫真のアクションシーン、洒落た会話、創造力の限りを尽くして作り込まれたキャラクターや舞台。何もかもが、これまで体験したことのない興奮へと導いてくれました。前作より銃撃戦は少なくなったものの、手に汗握る展開が続きます。 -
予備知識を引き継いでそのまま物語世界へ没入したためとても純粋に愉しめた。
楽園、カジノのシーン、好き。
楽園後半はだいぶ描写が痛々しく文章なのに目を瞑りたくなることしばし。
カジノで出会った女性スピナー・ベル・ウィングとの交流が魅力的。
「運を右回りにする努力を怠ってはいけないよ」 -
楽園に誘われるは一人のイヴ。