謎の聖都 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-128 グイン・サーガ 128)
- 早川書房 (2009年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150309626
感想・レビュー・書評
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残念だが覚えてない。
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最初にグインサーガに出会ったのが、1980年、中学生でした。
ハワードの、コナンの世界が好きだったので、日本のヒロイックファンタジーで注目されていた「グインサーガ」(名前がいいですよね)、文庫本の表紙に惹かれジャケ買い(その当時、そんな言葉はない!)。実は惹かれたのは2巻の「荒野の戦士」なんですけど・・・。
そこから、約30年、この長い物語を読み続けてきました。「月刊グインサーガ」のときはうれしかったですね。新しいグインが毎月読めたので。
未完なのは残念ですが、タイムリーにグインサーガに出会えて感謝してます。
他の作者さんで、書き続いているようですが、やっぱり栗本薫ではないグインは・・・。
星マイナス1は、未完だから。
予告通り100巻で終わっておけばなぁ。と思ってしまいます。
(「ランドック」ってなんだったの。「アウラ」って何だったんだぁ!!) -
謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)
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新たな展開となり、ワクワクする巻となってました。続きが読めないのが、本当に惜しい!!後書きがないこの128巻を読了して、栗本さんがもう、この世におられないのだなと本当に実感しました。
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読み切ったところであとがきの代わりに「これを書き上げて作者はお亡くなりに〜」を見てとても寂しくった…!(´; ω ;`)
まだまだ謎も深まるばかりだし回収されてない伏線もいっぱいだけど…とても深くて冒険と活躍、かと思えば華やかな王宮の情景や陰謀などなどたくさんのキャラクターの変遷とグインの“変わらなさ”、そして何より読んでも読んでも尽きないような奥深い世界はまだまだ本当に最後まで読んでいたかった…! -
表紙の女は誰よ。ミロクの信仰はこの世界では異質だから、もうちょっとこう登場人物の心中に波紋を呼ぶことを期待してたが、ただのヤンダル・ゾックの野望の足 掛かり的な扱いになってきてちょっとガッカリ。スカールは中原の人間の中で一番グインのスペックに近いし、ヨナは冷静で常識人だから読んでて安心感がある。シ ルヴィアはここから本格的に売国妃と呼ばれるようなことやらかすのだろうか。あーあ。グインが土下座するイシュトヴァーンを見捨ててまで選んだのにこの有り様 だよ。
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前半は幽閉先でのシルヴィアの様子。全然お変わりないようです。一方、ヨナさんスカールさんの方。魔導師バラン、なんて残念な人だ~。ほんとパロは人手不足なのね(涙)まるでキタイのような雰囲気のヤガで状況は好転するのか?と、いい所で続く…。残すところあと1冊半で物語の方向性が分かるのか?あとがきがこの巻から無くなってしまい、寂寥感たっぷりです。
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聖地ヤガと新しいミロク教の実態がだんだんに明らかになり、ヨナに危機が迫る。
ミロクの教えはグインの世界では異色だっただけに、この変貌ももう少し新規なものかと期待していたのだが、今のところありがちなパターンに見える。
それとは別に、シルヴィアの近況もちょっとだけ登場。
この巻からあとがきがなく、ないとなるとやはり淋しいものだ。
で、表紙の人物は誰…? -
珍しく展開が速くてサクサク読めて面白い巻。
てか、表紙の人は誰?
これで終わりなのかな・・・。
盛り上がってきたとこなんに。 -
ラストまで、あと3冊。
あとがきも、エピグラフもない1冊です。
もう読めないと思うと、よけいに読みたくなってくるのかもしれません。
そして、それでも物語は、「何かがこれから始まるよ!」とささやき続けます。
ヨナとフロリーの出会い。
無能なパロの魔導士。
スカールとイシュト。
聖都の闇。
読みたい。続きが読みたい。