ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)

著者 :
  • 早川書房
3.17
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本棚登録 : 531
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310714

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りる。このサークル楽しそう。変な人ばっかりだけど。EMCの次ぐらいに入りたい。

  • 登場する建物が一部変(ファンタジー)過ぎる。
    ミステリーをやりたいのか、サークルの日常的なものやりたいのか、恋愛書きたいのか何したいのか分からない。
    ぶっ飛んだ建物出すなら、初めから「国民全員を催眠で人質に取った」みたいにぶっ飛んで欲しい。トマソン云々とかの話してたと思ったら、なんか突然ヤバイマンションでてきちゃうし……。なんか異物が入り込んだような気分になっちゃって、なんともいえない気持ちになった。

  • そういうものなんだと言ってしまえばそれまでですが、変な建物の変具合がやや作為的すぎる気がする。とは言え、変な建物とそれにまつわる謎を解くというコンセプトは面白いと思うし、キャラクタも一癖あって面白い。
    ハヤカワに入る作品としてはやや軽い気もするけど、これはこれでアリかと思う。

  • 変な建築物のミステリーでも殺人なしの日常の謎なので気楽にサクサク読めた。
    登場人物も悪いところはないし、面白かったけど恋愛エピソードが余計で主人公がよくわからず、なんか中途半端な印象。
    続編も出てるけどそこまで惹かれなかった。

  • 建物が題材との事で期待の購入。
    どっち付かずの中途半端な印象。
    でも2巻も読んでみたい。

  • ちょっと抑えめのライトノベル。コテコテの一歩手前くらいの感じが良かったです。面白かった。2話目と3話目が好みでした。

  • ヘンな建物を見学するサークル「ヘンたて」の人々の物語。
    恋愛やミステリー要素も入っているが、サークル活動の建物見学も含めて、どれも中途半端。
    ミステリーは、なくてもよかったと思う。

    「続きが出そうな終わり方だな」と思ったら、案の定、2巻が出る模様。
    2巻に期待も込めて、★3つ。

  • 昔、青い鳥文庫のパスワードシリーズが好きだった人は、楽しく読めるんじゃないでしょうか。人が死なないミステリー、という以外には特に共通点はないんですが。笑

    なんとなく登場人物の青春っぷりが、似ています。パスワードシリーズは小学生で、ヘンたてシリーズは大学生なので似ていていいのかという気もしますが。笑

    ともかく、登場人物も、出てくる謎も、ほっこりするとてもかわいいお話です。これはアニメ化より、実写化の方が似合うかも。

  • 大学生らしく、ほわ~っと気の向くままに青春する話ですね。

    謎とか不思議とか考えてるけど、ミステリではない感じがします。なぞなぞ?(笑)

  •  大学に夢見てる高校生におすすめの作品。





     しかし青春という言葉に少しでもトラウマを感じるひとは絶対に読んではいけません。読むなよ、絶対読むなよ。
     トマソンは非常に惹かれるテーマなのでいさんで読んだら大学生活をエンジョイする主人公とその一派の書きこみ具合に打ちのめされた。ちょいちょい面白いところがあるので必死にそこを楽しもうとしたけど、それを薙ぎ払うような青春臭でわたしのHPはゼロ通り越してマイナスです。☆3つにしたのはきっと楽しめる人種もいるんだろうなというところからなのでそういう方々は楽しんでいくといいと思います。これがハヤカワから出たのかーと思うと何というか本当にもう、うん。

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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