天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-18)
- 早川書房 (2012年8月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310806
感想・レビュー・書評
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若者たちのまっすぐさと、大人たちの策略と。
それに、姉妹の間の微妙な感情が絡まって、ああ、もう、こうなったらほどくことはできないね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
喫茶店で読みました
喫茶店で読むのにちょうどいい
私に至福の時間を提供してくれる作品群 -
ついに「救世群」が太陽系国家群を相手に撃って出る。
Part1で疑問だったイサリとミヒルについては、やはりメニーメニーシープに現れたイサリとミヒルだったか。硬殻化した「救世群」の人々はこの後どんな運命を辿るのか、ノルルスカインはカンミアとどんな関係で絡んでくるのか、カンミアはこれから「救世群」、「恋人たち」に対してどんな対応をするのか、ますます面白い展開になって来た。
ビーバーに拉致されたイサリとミヒルの話が面白かった。今回はスカイシー3とは違い、ミヒルのわがままで付き添いせざるを得なかったのだが、イサリはこれからも脱走みたいな事を繰り返すのだろうか。
とにかくPart3が楽しみだ。 -
Part3へ
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天冥の標 第6章 Part1〜3のうちの2
ちゃんとしたレビューはPart3にまとめて
「来たれ冥王斑。われら隷属せぬ者《酸素いらず》、二重螺旋のコドンの一片まで圧政者の前に立ちはだからん」 -
人類を手玉にとった、ノルルスカインとミスチフの覇権争い。
そこへ第3の勢力カルミアンが参入し、事態は予測不能、制御不能の泥沼へ。
かつては虐げられし者であった救世群が最凶の捕食者に変貌しました。
舞台が宇宙に移っても、相互の不理解、価値観の押し付けが悲劇を生むという構図は変わりません。
最悪の異文化交流です。
行く先は破滅でも、もう止まれない、進むしかない、救世群。
太陽系全人類を巻き込み、part3に続きます。 -
この巻の途中で中断したまま間が空いてしまっていたが、最近PART1から読み直してPART3まで読破。
2022.9再読。