カンパニュラの銀翼 (ハヤカワ文庫JA)

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著者 : 中里友香
制作 : 鈴木康士 
  • 早川書房 (2015年9月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312039

カンパニュラの銀翼 (ハヤカワ文庫JA)の感想・レビュー・書評

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  • 文体がものすごく好きです!ずっとこの文章の中に浸っていたいと感じます。
    読みながら意識の隅っこに引っかかる部分に対して、行ったり来たりしながら少しずつ丁寧に明かされていくじれったさも好き。SFもミステリも幻想小説もイギリスも好きだからドンピシャ(^^)でした。
    唐突に謎だらけで世界が始まるので、冒頭の20ページほどは???が渦巻いていましたが、格調高い感じの文体なのに堅苦しくなくてすんなり入っていけました。
    読み終えた今は、淋しいような清々しいような気分。もう1回初めから読んであの人たちに会いたい、と思う作品でした。
    著者の他の作品も読みたいです。

  • 表紙買いをしてしまったのですが、大当たりでした。ファンタジーとSFとミステリーの絶妙なブレンドがとても好みです。
    3分の1くらいまで「難しいなあ」と思いながらついていくのに必死でしたが、いつの間にか世界観に飲まれて一気に読みきってしまいました。
    シグモンドさんが素敵でときめきます。
    耽美で綺麗で儚くて、変な言い方ですが、大好きなゲーム「悪魔城ドラキュラ」にのめり込んでいた時期を思い出しました。
    作者さんの他の作品も読んでみたいです。

  • 第2回アガサ・クリスティー賞受賞作。文庫化にあたり再読。
    『時』をテーマにしたSFミステリで、『事件の謎を解く』ではなく、『現象の謎を解く』が主題。ラストは冒険小説のようなテイストもあった。
    単行本で読んだ時にはもうちょっとミステリ寄りの長編だと思っていたが(何しろ「アガサ・クリスティー賞」だし)、SFやファンタジーに近い印象は変わらず。
    巻末には『SFマガジン』掲載の受賞インタビューも収録。その中にあった『ミステリ読みのかたがたのほうが比較的すんなり私の作品に接してくださっている感触がありました』というのはちょっと意外だった。確かに『黒十字サナトリウム』にしろ、本作にしろ、所謂『SF』のイメージに収まりきらない部分はあるが、ミステリよりはSFに近いと思っていたので。

    ……で、以前も何処かで書いた記憶があるのだが、『黒十字サナトリウム』を文庫化して貰えないものだろうか。もう一度読みたい(※要するに持ってはいるのだが、何処にあるかが解らない)。

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エリオットのもとに見目麗しき男が現われた時、めくるめく生と死の浪漫物語が始まる。

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