機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA ツ 1-5)
- 早川書房 (2017年5月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150312749
感想・レビュー・書評
-
シリーズ第6作の『機龍警察 狼眼殺手』がこのミス2018年版で第3位だったし、評判がいいので読んでみたが、苦手なタイプの作品だった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったです。
二足歩行の戦闘兵器・機甲兵装によるテロと、それに向かう警視庁特捜部の龍機兵の戦闘の序盤から、スピード感を持ったまま最後まで走りました。
序盤の、人が殺されていく描写がちょっと、うっ…となりましたが、きっと戦争ってこういうものだなと感じました。
数あるロボット作品を思わせながら、警察内の確執や一筋縄ではいかない登場人物たちはがっつり警察ものです。機龍兵に乗る3人が好きです。なかなか、この人がどの人でどれに乗ってるかは覚えられませんでしたが…。
映像化されそうだなと思いました。シリーズの続きも楽しみです。 -
なんとなくストーリーの滑らかさがたりない
-
機龍という名前の通り、ドラグーンという近接戦闘兵器、いわゆるロボットが登場する近未来警察小説。
戦争にロボットを扱うことが当たり前になった世界で、抑止力としてより強力なドラグーンを用いる警視庁がメインに描かれている。これだけ聞くとSFファンタジーのように思えるが、なぜ警視庁はドラグーンを開発できたのか、警視庁に対する攻撃を裏で支持しているのは誰かなど様々な謎を解き明かしていったり、警察内部の葛藤や抗争の描写など警察小説の側面が色濃く、ハードボイルド小説とも言える。
登場人物も魅力的なので、この先の続巻も期待して読みたい。 -
ジャケ&タイトル買いで当たりくじって嬉しいな。(^^♪ついつい未来や宇宙、過去や異界が舞台の作品を選んでしまうので、現代ものも挟まなきゃ感覚でのチョイスだったのだが、楽しい誤算だった。
続きも読みたい! -
何と四度目の読書。でも楽しめるからこの作品の力に改めて感心する。今回は巻末のボーナストラックがなく、代わりに詳細な解説付き。
-
世界が注目する「龍機兵」を導入した警視庁特捜部
「龍機兵」を操る3名の傭兵
「龍機兵」を狙う闇の勢力
すぐに、この本の世界に引き込まれる。
完全版はより読みやすくなった。
次の自爆条項も、もともと読み応えがあり面白かったが、完全版ではどうなるか期待しよう。 -
困るなぁ、こういうことされては。買わないわけにいかんだろう