- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150314361
作品紹介・あらすじ
冷静な岡っ引きの薫、明るく元気な下った引きの芽衣。手と手とたずさえ、背中合わせで事件に挑む。二人の絆がまぶしい相棒小説。
感想・レビュー・書評
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2020年6月ハヤカワ時代ミステリ文庫刊。書き下ろし。15才女子の岡っ引きと下っ引きコンビの事件帖。御米蔵の殺人、ゆらゆら幽霊、薫さん嫁にいく、薫と芽衣、の4つの連作短編。登場人物たちも魅力的、また、良くできた展開で、おもしろい。二人組女子のなれ初めから、置かれた環境、レギュラー達の説明も終わったので、次作があると楽しいです。表紙絵が内容を良く表しています。
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ひさびさの倉本由布さん。時代百合ミステリって、また新しいなあ……。なぜか早川は百合に力を入れている気がします。札差の娘なのに、なぜか岡っ引きの薫とその親友の芽衣の謎解きです。なかなか面白かった。百合部分が秀逸でした。
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202207/シリーズ2冊まとめて購入したものの、自分には全然あわなくて1冊目序盤で脱落2冊目は未読、なので実質は☆ゼロ。作品が悪いのではなくターゲット層ではなかったのが原因なので、ちゃんと百合モノって明記してくれれば買わなかったのになあ…。
15歳の少女が岡っ引きと下っ引きしている友情バディもの、とあって最初は面白そうと思ったけど、事件もつまらないし主人公達の言動も設定も何ひとつ魅力感じないし、世間に興味ないのに岡っ引きやれてる設定も謎。何より序盤だけでも同じような百合描写(一つ布団で寝る二人に、女性同士なのにと周りの男性がドキドキ!的な)も多くてげんなり。
シリーズ1作目:寄り添い花火 薫と芽衣の事件帖(https://booklog.jp/item/1/4150314365)
シリーズ2作目:風待ちのふたり 薫と芽衣の事件帖(https://booklog.jp/item/1/4150314799) -
「おまえ、あたしの家で暮らしていることに、いつになったら慣れるの。まさか、おまえの家にあたしがいると思っているのではないでしょうね」
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設定は荒唐無稽とは思うものの、斬新で面白かったです。
気軽に読める内容ではあるのですが、二人の依存関係が歪過ぎてちょっと怖い。