ゴースト・ストーリー 上 (ハヤカワ文庫 NV ス 12-1)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150407377

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  • 「チャウダー協会」に所属する五人の男性。しかしその会員が悪夢に悩まされ、そして次々謎の死を遂げていく……というホラーなのだけれど。
    正直序盤は何が起こっているのかがまったくわからなくて。登場人物が多いうえ、人間関係も複雑で少し入り込むのが難しかったかも。それと個人的には、名前の表記がときどき違うのに悩まされました……「フレデリックって出てきたっけ?」って思ったら、リッキーのことだったのね、とか。
    しかし。徐々に高まる不穏な空気と相まって物語が加速してくると、少しずつのめり込むことができるようになった気が。さあこの調子で下巻に行きますか。

  • 影響されたというだけあって、すごくキングっぽい作品。だけど、キングは超えてないと個人的には思ってます。でもキング本人が大絶賛しております。互いに影響を与えているだと感じます。雪に閉じ込められる田舎町とかシャイニングと、ザ・スタンドをミックスさせたような作品。細かい感想は下巻で。

  • 上巻三分の二辺りまでは馬力が足らない気がしたけれども実質的な主人公のドンが本格的に話に絡んできてからはある種のパズル的・ミステリー的な趣が出てきてなかなか面白かった。

  • 商品情報は(上)だけ。もちろん(下)もある。長編の大作。10年以上前に書店で新刊を購入した。引越しを繰り返す中で紛失したようで、その後再読したくともできないのが辛い。Amazonで1円で売ってるけど。
    読む側の体質や好みの問題で、面白いと思わない人も多くいるけど、この物語は体質的に私には合ってるようで、最も面白かった一冊。
    作者のストラウヴはこの後の作品では本作のようなメタフィクション?メタホラー的なものは書いていない。
    いろんなホラーのキャラクターが出てくる中でも、「魔性の女」キャラがもっとも興味深く、印象的で好きで。いまでも夢に出てくるほどだ。
    読んでた当時、邪悪そのものといった彼女に苦しめられてた?せいもある。

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