暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150412678

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  • おおっ。これぞ冒険小説。天然資源の利権を巡り、世界各国から選りすぐられた50人もの工作員に生命を狙われる元CIAの暗殺者、グレイマン。グレイマンは調教師の家族を救えるのか。残された時間は48時間。グレイマンは生き延びるのか。うわ。ドキドキするな。

    切り抜けても、切り抜けても次の危機がグレイマンを襲う。グレイマンには味方はいないのか…

    一気に読み終わった。素晴らしい冒険小説。例えるなら、クイネルの『燃える男』、クレイグ・トーマスの『闇の奥へ』、スティーヴン・ハンターの『極大射程』、知念実希人の『誰がための刃』を足したような作品だ。

    久しぶりに手に汗を握る面白い冒険小説を堪能した。

  • 確かに戦闘シーンやアクションシーンは迫真の出来。
    そして、いかに凄腕の主人公でも各国から集められたプロの殺し屋集団相手では、これだけ痛めつけられ瀕死の状況まで追い詰められるのはしかたがない、ということで、クライマックスで盛り上げるためにはいい筋書きだと思います。

    しかし結局、殺し屋達は終盤で同士撃ちを始め、敵方の中心人物2人もいがみ合いの末相撃ちになり、主人公がほとんど手を汚すこともなくオチがついてしまいます。
    強大な敵が勝手に内部崩壊するのは悪い冒険小説の典型だと思うので、読後感としては釈然としません。

    そもそも最初に、諸悪の根源である大統領を殺させるようにしたらいけないのか、と言っちゃダメなのかもしれませんが(笑)

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