- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150413118
作品紹介・あらすじ
戦慄のテロ計画が発覚! 正体不明の敵を探し出すべく、大統領は闇の世界に生きた伝説の諜報員を起用する。わずかな手掛かりを追う彼もまた、名前を消して生きる男だった。 続刊〔2〕9月上旬発売〔3〕9月下旬発売
感想・レビュー・書評
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というわけでスパイ小説です
池上彰さんの本でスパイ小説を読みたくなったタイミングでたまたま『真珠湾の冬』の訳者山中朝晶さんで検索かけたら見つけました
こんな出会いも推奨したい
全3巻の第1巻なんですが
すごいです
あらすじで「アメリカは名前のない男にすべてを託す!」とありますが、1巻終わった時点でまだ託されておりません
題名の『ピルグリム』も全くなんのこっちゃわかりません
では、1巻では何が語られたのか?
ほぼ登場人物紹介です
主人公「わたし」の半生、彼と闘うことになる(であろう)テロリスト〈サラセン〉の半生、主人公の相棒役を務める(であろう)警部補の人となり
テロリスト〈サラセン〉がどんなテロを計画しているか
こんなんが長々と続きます
二人の対決は始まっていません
でももう面白い
たっぷりと登場人物の背景を頭に叩き込まれ
どんな闘いが始まるんじゃい!というワクドキのドキワクで2巻へ! -
全3巻に渡るスパイ小説。
第一部は主人公「わたし」、
第二部はわたしが追うことになるサラセンの人物像をじっくりと描いている。
じっくりだけに少々退屈な場面もあるものの、投げ出してしまうまでには至らず、次巻への期待が高まる。
「わたし」に関わる養父や黒人の警部補やその妻など、
好印象なキャラクターにほっこり。
凄惨な殺人や拷問シーンの合間の清涼剤の役目を果たしている。 -
久しぶりに、超大当たりを引いたかも。
昔、フレデリック・フォーサイスや
ロバート・ラドラムらをむさぼり読み、
興奮した頃を思い出した。
人物描写の深堀り具合にググっとひきつけられる。
決して冗長なわけではなくて、非常にうまい。
お願いだから、第 3 巻まで失速しないで欲しい。 -
全3巻から成るスパイ冒険小説。噂に違わず、非常に面白い。第1巻から濃厚な描写に物語に深く引き込まれた。
この巻では、アメリカの諜報機関を引退した『私』と孤高のテロリスト『サラセン』の過去と背景が交互に描かれ、これから展開されるであろう二人の闘いを大いに期待させる内容だった。
テロの標的をアメリカに定めた『サラセン』、期せずしてアメリカへのテロ攻撃を阻止するために過激な闘いの場に復帰した『私』。二人の闘いの結末は… -
テンポが肝のスパイ小説に、じっくり読ませる濃厚さ、小説冒頭の事件が第25章でようやく繋がる(文庫3巻の1巻目の終わりの方)というスケール感。これは、新しいスパイ小説の登場です。
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人物をしっかり描いていて、これから先が期待できます。まだ事件の入り口にも入ってない感じですが、壮大かつエグい事件が起きていきそう。
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スパイ小説です。おもしろいなあ。
3冊シリーズの1冊目ということで、主要人物たちの紹介が主ですが、なぜか描写に退屈せず読ませます。翻訳も良いのかな。
一見普通そうで普通でない殺人事件で幕が開き、引退したはずの諜報エージェント、イスラーム世界のテロリスト、9.11で負傷した警察官といったチート気味のキャラクターの背景が描かれます。
次の展開が楽しみ。
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手に汗握る最高のスパイ小説、読み始めたら止まらなかった。
主人公やテロリストをはじめとして、優秀な設定のキャラクターにちゃんと説得力があるのが良い。
実際にどこまで現実的に可能なのかは分からないけど、9.11後の米国でいかにしてテロを起こすのかってのは興味深かった。 -
全三巻の話題作、図書館で2ヶ月近く待って借りた本。
アメリカの諜報組織に採用された「私」は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日を防げなかった組織は解散、「私」は自らの経験を、ジュード・ガレットという名前で、犯罪捜査に寄与する目的で、一冊の本にまとめた。 その数年後、 ニューヨーク市警のベン・ブラッドリーが、ヨーロッパにいる「私」を訪ねてきた。驚異的な調査で、身元を探し当てた彼は、本の内容を講習会で話してほしいと頼む。
ブラッドリーは、9/11で貿易センタービルに救出に入り、重症を負った。入院中の彼に、もう一度立ち上がる力を与えたのが、「私」の著書だった。
(それはエロテロリスト)
(それはエロテロリスト)
オエェェ〜
想像してしまった_| ̄|○ il||li
オエェェ〜
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