ピルグリム〔3〕 遠くの敵 (ハヤカワ文庫 NV ヘ 18-3)

  • 早川書房
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150413132

感想・レビュー・書評

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  • いやはや、とんでもない名作です。わたくし、伝奇、SF、冒険小説、ファンタジー、ミステリー読みなのですが、ここまでのめり込んだのは「ヴィンター家の兄弟」以来20年?25年ぶりです。
    カッコよくて哀しい。次作が楽しみな作家が増えました。
    ほんと、シグマフォースのピアース隊長なんかメじゃないです。
    ああ、本当に次が待ち遠しいです

  • 面白かった!大作!あと書きを読んで、この物語を書き切ったエネルギーに感動する。少し混みいってて分かりにくいところや、情景が浮かびにくいところがあった。作者の次の作品も読みたい!映画化はされたのかな?日本未公開?

  • 〈サラセン〉のテロ計画は、ついにその準備を終え、実行の日が迫っていた。かすかな手がかりをつかんだ〈ピルグリム〉は、最後の望みをかけて〈サラセン〉の過去を追う。まったく姿の見えなかった敵の姿がおぼろに浮かびかけ、衝撃が〈ピルグリム〉を襲う。だが、計画決行までの時間は残り少ない。意を決した〈ピルグリム〉はついに危険極まりない賭けに出るが……雄大なスケールで驚異のマンハントを描く超大作、完結!
    原題:I am Pilgrim
    (2012年)
    --- 目次 ---
    第三部(承前)
    第四部
    謝辞
    訳者あとがき

  • テリー・ヘイズ。かつて諜報員だった男が復帰し、大量殺人を目論むテロリストを追う話。
    はじめはホテルの殺人事件から始まり、過去の回想を含めてすべてが現在に繋がっている。テンポよくストーリーが進み、登場人物もそう多くはないので三冊の長編だがスイスイ読める。

  • やはり収束はこうなるか。今までの緻密な構成からすれば、物足りなさと期待外れ感を拭い得ないのも事実。とはいえ、それまでの内容も正当に評価されるべき。

  • まあそれほどでも

  •  全3巻の3巻目。
     テロリスト〈サラセン〉のバイオテロ計画は着々と進行し、彼を追うスパイ〈ピルグリム〉はわずかな手がかりを求めて奔走する。周到な準備をし痕跡を消してきた〈サラセン〉の手がかりは途切れたように見えたが、ある罠を仕掛けたことでようやく〈ピルグリム〉にとって光明が見えてくる。
     中近東におけるテロリストとスパイの追跡劇とは別に、もうひとつ別のストーリーが絡んでおり、冒頭のニューヨークでの殺人事件がようやくつながってきて、全体像がわかる仕掛けになっている。

     脚本家らしく短い章をつなぎ合わせたテンポの良い展開なのだが、一巻目が長かった。また読み終わってみると、アメリカの滅亡を企むテロリストも彼を追い詰める凄腕のスパイも、ラストではまったく別の人物にお株を奪われた形になっているのが少々間抜けというか、不思議な終わり方だった。

  • 1巻の序盤が少し退屈に感じたけど、そこでしっかりと諜報員とテロリストの背景が書かれていたので、結果的にはそれで物語に厚みが出たのかも。
    ニューヨークでの殺人事件から始まり、9.11のエピソードも絡め、スケールの大きな話になっていた。
    訳者あとがきによると、これが3部作の1作目らしいので、続きがあるのかな?

  • 8月8日読了。図書館。

  • 3巻通しての感想。
    サラセンの物語は面白かったけど、ラストあっさりすぎて…
    そして続編書く気満々な終わり方に、ちょっと萎えました。

    ドラゴンタトゥーの女の、ミレニアムシリーズの次はこれだ!みたいな宣伝をどこかで見かけたけど、正直、わたしの中では、足元にもおよばないかな、という印象でした。

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