暗殺者の追跡 (下) (ハヤカワ文庫 NV ク 21-12)

  • 早川書房
4.20
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本棚登録 : 157
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150414566

感想・レビュー・書評

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  • 下巻も文庫400ページのボリューム。
    シリーズが進む事にグレイマンの周囲を固めるキャラクター達に色が付き始め、
    今作では元上司である暗号名ロマンチックの活躍がお見事!!
    たくさん死んで、大怪我して、世界を飛び回る派手な物語だけど、大恋愛小説としてメチャクチャ楽しんでいます。
    次回作も楽しみ。

  • 今作も好き
    映像化してほしい作品
    しかしあいつだけは許さん‼︎

  • 最初に「暗殺者の悔恨」から読んだので、これは一作前。普通にとってもおもしろい。確かにボンドやジェイソン・ボーンを本で読んでるみたい。
    更にさかのぼってみよう!4.0

  • CIAの機密情報を漏えいしていたモグラの正体が判明。モグラを動かしていた黒幕によるペスト菌散布作戦も実行に移されるが、グレイマンとゾーヤ、ザックにより阻止される。今回はチーム戦で敵を斃すのがいつもと違うところ。そしてグレイマンを何度も痛めつけるハインズの恐ろしさも際立つ。終盤は、ジェントリーのその具合では作戦行動などできなさそうだが、苦難を乗り越えつつきっちりと仕事をするのがグレイマンのすごいところ。そこはシリーズ通して変わらない。何人かの登場人物が別名を持っているので読みにくいかと思ったが、そうでもなかった。ジェントリーとゾーヤの素直なんだか強情なのか複雑な距離感にやきもき。でも、二人とも、それが“らしい”んだけどね。

  • 「上下巻合わせてレビュー」
    今作も面白かった。ようやくゾーヤと再会出来たのも束の間、規格外の強敵登場でグレイマンはこれまでで一番苦戦することに?!相変わらず周りは敵だらけで緊張しっ放しのグレイマンを取り囲む環境だが、そこでこれまで単独で仕事をこなしてきたグレイマンが成り行きとはいえ、アンセム(ゾーヤ)、ロマンチック(ザックとのギャップに苦笑)とチームを組んで陰謀に対峙していく。もちろん個性が強すぎる3人なので順調に行くはずもなく・・・そのあたりのバラバラっぷり、息があった時のチームワークのバランスが面白い。またゾーヤの過去もスリリングに描かれていて、それが現代に繋がるあたり構成が上手い。次回作はまた単独行動に戻るのか、チーム戦となるのか、いずれにしても今から楽しみ。解説の深見真氏の薄っぺらな解説が残念(本当にシリーズ読んでるのかよ)。

  • どうなるんだ?マークグリーニー

  • 『暗殺者グレイマン』シリーズは全て読んでいます。
    グレイマンがシリーズを重ねるごとに、だんだん人間味が出てきました。賛否両論があるようですが、私は支持します!

  • アメリカとオランダで起きた事件はイギリスでのテロ作戦につながっていた。
    しかもそのテロ作戦を指揮していたのはゾーヤの実の父親で元KGB長官という。。

    有能すぎるゆえに絵空事のようなテロがホントに成功しかけてしまう。

    今までの作品以上に時間との勝負感が凄く、読んでいて今までと違った楽しみを感じられた。

  • 平和主義者でかつ決して報われることのない無敵の暗殺者、グレイマンシリーズの第8作目。
    今回もロンドンを舞台にグレイマンが縦横無尽に駆け回るが、ストーリーの中心はゾーヤと父親の物語。イギリスに対して私的な復讐に燃える父親と、母や兄を巻き込んだ父親を許せないゾーヤの葛藤を中心に、CIAの新たな計画である「ポイズンアップル」が立ち上がる。
    今回もラストはやっぱり孤独で終わるグレイマンだが、ゾーヤの関係は今まで以上に深まり、今後の展開に大きく期待を持たせてくれる、シリーズの転換点とも言うべき作品になりそうだ。

  • いやぁ、危機は回避されたけど、獅子身中の虫を抱えた感じになってしまいましたねぇ。

    どことなく、と言うか、思いっきりジェイソン・ボーンを彷彿とさせるこの作品ですが、そういやぁ映像化はされていないですよね?ぜひ、映像化して欲しいですね。

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