- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150700058
感想・レビュー・書評
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古代遺跡発掘調査に同伴した麗夫人が、鉄格子の窓のある半密室状態の宿舎内で殺害された。折しも(都合よく)、中東訪問中の名探偵ポアロが登場と相成るも、第二の殺人事件が発生する。ポアロは犯人は調査隊メンバ-の中にいると断言して「心理学的には完全に事件の謎が解き明かされました。しかし、証拠は何もありません。全然ないのです・・・」読者を煙に巻きながら最後に明かされる真相とは、人間心理の闇に潜む哀哭にあった!・・・やっぱり見破れなかった、1936年のA.クリスティ作品でした。
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やはり前半は読み進めにくく、後半にかけて色々なことが明らかになっていくと読みやすくなる印象。
犯人を予想しながら読むと面白かった。 -
考古学者の妻が殺された事件。
妻の看護師が語るという設定。
ポアロもの。 -
アガサクリスティーの小説の中でもそれほど有名なわけではないですが、個人的にはすごくすきです。
メソポタミヤの情景と、男女の愛憎が描かれていて、トリックも面白いです。 -
ポアロって、もう少しスマートな謎解きをしていたんじゃなかったっけ?と思ってしまった。
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1936年発表
原題:Murder in Mesopotamia -
(メモ:中等部2年のときに読了。)
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意外な犯人でした。ただ、ポアロの推理の仕方があんまり好きじゃないんです。