ビッグ4 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-77)

  • 早川書房
3.12
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本棚登録 : 161
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150700775

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時に読んだ作品だったように思う。読んだあと、同じくクリスティ・ファンだった友人とざわざわざわと驚きあっていた記憶があります。(笑)
    クリスティはたぶんポアロを大化けさせたかったのでしょうか?(笑)ポアロ譚としては異色の意外な展開にびっくりでした・・・。
    相変わらず騎士道精神旺盛だが可哀そうなヘイスティングス大尉。結末はある意味お約束と思えるが、サスペンス色満載の展開はさすがはクリスティの腕前です。それにしてもまさかポアロのアレが・・・なんて!?(笑)

  • エルキュール・ポアロV.S.世界征服を企む悪の秘密結社。ホームズのパスティーシュにありそうな趣向ですが、それを自分で書いちゃうのが若き日のアガサさん。本格推理を望むならはずしてもいい1冊ですが、本格じゃなくてもいいクリスティ好きならぜひ読んでもらいたい。事件のたびに巡り合う組織の暗殺者との戦い、この話にしか出て来ないあるキャラとか、楽しい要素満載です。個人的にチェスの事件とか好き、こういう話でしか出来ない動機&殺害方法で面白かった。

  • 外れです。

  • 面白かったが、推理小説っぽくは無かったかな。
    ポアロどうせ、生きてるんでしょ?って思いながらもハラハラしてしまった!
    個人的にはヘイスティングがたくさん活躍して頑張っているのがとても楽しかったです。
    別の翻訳者のものも読んでみたい。

  • 悪い意味で映画の007のようだった
    世界的な犯罪組織が私立探偵一人に手こずる、爆発してエンドって…

  • #赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 006
    世界で2番目に頭の良い中国人率いる〈ビッグ4〉なる悪の地下組織に対して、ポアロが各国政府を巻き込んで立ち向かう話。シャーロック・ホームズ作品へのオマージュが感じられるな。

  •  再読。クリスティ作品の中でも、随一の歯切れの悪さ。
     「ポアロは双生児の片割れ」のネタは、読んだのが大分前になるものの、未だ覚えていて、読み進めていきながら他の筋もだんだんと思いだしてきた。
     他のレビューでも「トミー&タペンス」ものでこの題材を扱えばどんなによかっただろうか、ベルギーの小男にこの冒険をさせるには荷が勝ったのではないか、とあるが、私も同意見である。読めば、自ずとそう思わざるを得ない。

     また、ナンバー・フォーも結局正体不明、としたのもよろしくない。せっかくポアロを出しているなら、実は「ナンバー・フォー=イングリズ」で、最初から手の上で踊らされていたのです!、くらい言わせてもいいくらい。ま、そうすると、細部もちょこちょこ変える必要があると思いますが。

  • ポアロシリーズでは非常に珍しい
    サスペンスもの。
    あらかじめターゲットはわかっているので
    あまり頭を使わずに読めるのが魅力。

    そして相方のヘイスティングズは…
    非常にかわいそうな状況になっています。
    何回命を削られそうな危機や
    脅されたりしているんだか…

    最後は読者もだます
    ポアロのプロジェクトに
    驚かされるはずですよ。

  • 1927年発表
    原題:The Big Four

  • うわー。クリスティもこんな駄作書いてたのか……

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