真鍮の家 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-15)

著者 : エラリイ・クイーン 青田勝

• 早川書房

感想・レビュー・書評

[argrathさんの感想 · 2019年3月7日]

「読者への挑戦」ないし!
裏表紙のあらすじに「ハネムーンから帰ったクイーン警視夫妻を
待っていたものは」云々ってあるから過去の話かと思ったら
再婚するのね。まあ内容は微妙、かなあ。
エラリィ・クイーンと思わなければまあまあ。

[poetryinme14さんの感想 · 2017年4月16日]

エラリイ・クイーン後期の作品。前期の作品にくらべ、ミステリとしての切れ味が衰えているのは残念。それでも小説としての完成度は高い。クイーン警視が妻のジェシーと風変わりな富豪の家に招待されて、殺人事件に巻き込まれる。真鍮があふれているお伽噺めいた風変わりな家で、ミステリの舞台として申し分ない。他の招待者は、富豪の遺産を狙っているのだが、金目のものは見つからずに、彼らは焦りを感じる。このあたりのプロットは、宝探しとして楽しめる。何回もどんでん返しがあって、最後に真相が明らかになるところがいかにもクイーンの小説。

[whowhatさんの感想 · 2010年8月21日]

1968年発表
原題：The House of Brass

[kiyosiさんの感想 · 2008年7月20日]

　２００２年１月３日購入

　２００２年２月５日読了

[kaykayさんの感想 · 2007年9月13日]

エラリー・クイーン物