- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150713010
感想・レビュー・書評
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悪党パーカー一作目。翻訳されたシリーズは全部積んでるので、いつか一作目から読み直すんだぁ。
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ウェストレイクがあまり好きになれなくて、「悪党パーカー」だったらって勧められた。確かにかなり好み。荒々しくだけど緻密に復讐を果たし、金もしっかり奪うパーカーに、甘さのみじんもないところが良い。殺すつもりのなかった女を誤って殺してしまう場面等ミスも犯すが、そういう自分にいら立ちながらも、余計な後悔はしないところが恐ろしさを感じる。すごく古い本だけど、逆にここまで悪に徹底している主人公に新鮮さを感じた。
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4.5
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パーカー、悪い奴‼︎
でも面白かった。一人でよくやる!
次も読む。
どっかの古本屋でまとめて置いてないかな。
もしくは、kindleでもいいから再版してくれないかな。 -
まさに悪党。
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強さ=肝っ玉の強さ。
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「ペイバック」を再生する前に「人狩り」を読んでないことを思い出した
また、TSUTAYAのレンタルに「ポイント ブランク」があったことも思い出した
せっかくだから、昔の映画も観てみなきゃ
「ミステリマガジン」も「SFマガジン」も「本の雑誌」を読めば専門誌は読まなくても大丈夫!っていう思い込みで手を出さなかった
そのせいで、面白そうな作品や作家を知らないままきてしまったと後悔した42才
やっと、悪党パーカー シリーズ第一作「人狩り」を読むことができた
しかも、「ペイバック」公開時版の表紙、、、情けないねぇ、、、
図書館で手にした「ミステリマガジン」の『特集:あの探偵を追いかけて』で悪党パーカーの一作目でのパーカーが元妻にする仕打ちが凄い!ってのを目にしたら読まずに入られなくなった。
馳星周が影響を受けないはずがないもんなぁ
読んでる最中からずっと「ペイバック」の絵が挿絵のように出てきちゃうけれどもパーカーの不敵さは映像なんかよりも異常感が強い。
どちらかというと頭に問題があると感じるくらい
ソコがカッコよく感じるところが文章力なんだろうな
しかも、このエンディングは洒落ててイカしてる! -
80036.164
それほど面白い作品ではなかった。 -
主人公パーカーはタイトル通り悪党である。人殺しをしないとか、結果的に探偵役をやるとか、弱いものを助けるとか、おしゃれであるとか、そういう要素は全くない。ただ悪党である。妻と友に裏切られ、その復讐をする話。妻はあっさり自殺してしまうし、友の行方はすぐにわかるし、復讐もゴタゴタ言うよりぱっぱと殺してしまう。その過程で、全然無関係の人まであっさりと殺されてしまう。物語としても、特に最後の方などはご都合主義としか思えない付け足しがあったりする。
こうして書いていくと、良いところが全然ないようなんだが、なぜか魅力的である。たぶん、まったく感傷的なところがない乾いた感じがいいのだと思う。物語も文体も、ほとんど人間らしい感情が見えない。登場人物はただひとつの役割を果たし、消えていく。文章は淡々とそれを語っていく。なぜかそれが心地よい。こういうのは始めてである。 -
270
パーカーは復讐に燃えて還ってきた!無一文、埃まみれの服、武器は両の拳のみ。だが灼熱の憎悪がその身を包んでいた。十カ月前、9万ドルの“仕事”を済ませた直後に妻や仲間に裏切られ、すべてを失い、生命までなくしかけた男が、地獄の底から舞い戻ってきたのだ!しかし、おびえた妻は自殺し、狙う男は巨大な“犯罪組織”の中に身をひそめていた。パーカーはひるむことなく、全米を覆う悪の組織に挑戦状を叩きつけた!冷酷非情なプロの犯罪者を主人公に、血と暴力の世界を描きあげた異色のアクション・シリーズ第一弾!